ヒートガードをエキパイから浮かして固定する方法
ソフテイルのマフラーを左右出しにしてフィッシュテールを取り付けるために、エキパイの取り回しを変更しています。
そのため後方側エンジンの排気のエキパイがぐるっと回って左足のふともものあたりを通っているのでめちゃくちゃ熱くて水ぶくれができてしまいます。
それを解消するつもりで巻いていたエキパイのバンテージ、熱遮断テープを取り除いて直接走行風を当てるようにしたところ、以前より熱さを感じずに済むようになりました。
先日の志賀草津&嬬恋パノラマラインの長距離ツーリングでも熱くてたまらないという事はありませんでした。
むしろ、日なたに停めておくとシートの方が黒くて太陽の熱を吸収するのでそちらの方が熱いくらいでした。
それでもエキパイむき出しではマズイので金属製のヒートガードを付けています。
汎用品のアフターパーツとして市販されているヒートガードの中には、固定するためのステンレスクランプの取付部がヒートガード本体より浮いて取り付けられるようになっているものがあります。
これならヒートガードとエキパイの間に5mm程度は隙間が開くのでヒートガードに直接熱が伝わらないのでいいかなと思っています。
でも私が使っているモーターステージの左右出しキットのオプションにあるヒートガードは、取付方が単純でエキパイに密接させてしまう構造になっています。
少しでも浮かして取り付けたかったので、裏側のクランプのところにナットをステンレス針金で固定して隙間を作っていました。
あまりスマートではないのと、ナット自体が場所を取って風の流れを多少とも妨げていそうですし、接触する面積も広いのも気になったので作り替えることにしました。
あまり加工の手間をかけたくなかったので、今回考えた構造は単純なものがいいでしょう。
クランプのところに「コ」の字型の金具をはさんで固定すればその分だけ浮かす事で出来ると考えました。
金属板から切り出すのは面倒なので、「L」字型の小さなアングルを利用しました。
クランプの幅は約12mmだったので少し余裕を持たせて「L」字の片側をプライヤーにはさんでハンマーでたたいて直角にまげて「コ」の字型にします。
そのままでは長さが合わないので、グラインダーでカットした後、切り口のとがった部分をなめらかに削りました。
同じものを四個つくりました。
これをヒートガードとクランプの間にはさんで取り付ければ隙間が出来て浮かす事ができました。
写真に写っている白い紙は、作ったスペーサーを両端に仮押さえしているものです。
クランプを軽く締めたところで外しました。
取り付け直したついでに、ヒートガードにかぶせている革を、今まで二重だったものの上にもう一枚重ねて三重にしました。
熱遮断というより、今まで使ってきて革がシワシワになったのをカバーする意味合いの方がメインです。
ちょっとした工作ですが少しでも効果がありそうなことは何でもやってみたいですね。
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