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2022年11月22日 火曜日

全くの初心者が3Dプリンターをやってみた

以前から興味はあったのですが今まで手を出せなかった3Dプリンターがわが家にやってきました。

かなり昔に電気店でデモをやっているのを見かけたくらいで当時は作業時間もかなりかかり出来上がった作品の段々もかなり目立つものでした。

今回やってきた機種は、ENTINAというメーカーのTINA2Sという機種です。



知らなかったのですが3Dプリンターには造形方式が二種類あって、一つは樹脂ファイバーを溶かしながら積層していく「熱溶解積層方式(FDM)」というもの、そしてもう一つがレジンのような液体樹脂に紫外線を当てて硬化させて積層させる「光造形方式(SLA)」です。

今回のモノは前者の方式によるもので強度の必要な精密は作品を制作するのに適しているそうです。

機械本体は25cm角のコンパクトなものでこれで10cm立法くらいの作品が作れます。

セットの中に必要なものがすべて揃っていて表示やマニュアルも日本語に対応しています。

まだ自分で3Dデータを作成することは出来ませんのでとりあえずは付属のマイクロSDカードの中に入っているサンプルデータで作ってみることにしました。

ファイバーをチューブを通して本体に挿入しています。

いろいろ細かい設定が出来るようですがわからないので初期設定のままプリントボタンを押してみました。

最初にノズルとベースの位置関係をセットするレベリングという作業も自動でやってくれます。

すぐに樹脂が溶かされ盤面に描かれていってます。

以前デモで見た時にはかなり音がしていたようでしたが、この機種は動作音も割と静かでノズル部分の排気ファンのブーンという音だけが少ししていました。

これなら夜中に作業しても気にならないでしょう。

液晶表示にいろいろ出ていますが、制作時間の目安がと進行状態がわかるのが便利です。

最初に作っていた大きなものは土台となる部分のようでその上に今回のサンプル「サカナの骨」が徐々に現れてきました。

かなり進んできました。

これで作品が完成しました。

制作時間は1時間29分と表示されています。 最初に見た時は1時間17分と出ていましたので多少の誤差はあるようです。

出来上がった作品を取り出してきました。

近づいてよく見ると段差はありますがそれほど目立つものではないようです。

フィギュアなどでなく部品作成ならこれでも十分だと思います。

サンプルデータで出来た作品は骨の間の関節がクネクネと自由に動くようなものでこんなモノがカンタンに出来てしまうとは驚きです。

早く自分でも3Dソフトの使い方をマスターしてデータを作ってプリントしてみたいですね。



今回初めて使ってみた3Dプリンターの動画をアップしました。

開梱したところからこのサンプルデータの製造作業、そして出来上がった作品を紹介しています。

ずっと前に3D自体はShadeというソフトで2Dの画像ではいろいろ作っていたのですがそのバージョンではこういう3Dプリンターで使えるようなものに出力は出来ないようで新たなソフトを一から勉強しています。

20年以上前に作った3D画像はこんなものでした。



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2022年11月6日 日曜日

ジムニーJB64Wのブレーキキャリパーを塗装した

2018年10月に納車になった我が家のジムニーももう4年経ちました。

ノーマルだった最初の頃に比べるとだいぶ進化してきました。

外観では、
 ・フロントグリルの「S」マークのカーボン化
 ・バンパー上のダミーウインドウォッシャーノズル
 ・ドアミラーのシーケンシャルウインカー化
 ・ナンバープレートフレーム
 ・前後の自作マッドフラップ
などがありますが、

なんと言ってもタイヤとホイールの交換でしょう。

これがこのクルマのイメージを大きく変えてくれました。

タイヤは車高アップをしなくても車検対応で履ける、TOYO TIRESのOPEN COUNTRY R/Tで、ホイールは目立つブロンズカラーの五本スポークです。

リアの自作マッドフラップは純正オプションと同じデザインにしていますが、フロント側にはジムニーの「サイ」をモチーフにしたデザインをあしらってあります。

せっかくここまでやったのでさらなるデザインアップとしてブレーキキャリパーを塗装することにしました。

ネットでいろんな方がキャリパー塗装をやっているのを参考にDIYしてみました。

まず用意したのは塗料です。

キャリパー塗装といえば耐熱塗料を使われている方も多いですが、実際にはキャリパーの温度は峠の下りでブレーキを多用したとしても100度から130度くらいらしいです。

だとすれば通常の油性塗料でもいいかなと考え選んだのはコチラのサンデーペイントの酸性雨・排気ガス・塩害に強いスーパー油性です。

色はブロンズのホイールでも目立つ赤です。

実際にはキャリパーはホイールの隙間からちょろっとしか見えないので少しでも目立つ色にしたかったからです。

ほかには家にあったペイントうすめ液とマスキングテープ、15mm幅の筆です。

これだけ買っても1,000円でお釣りが来ました。

ほかに準備した工具として、まずはジャッキですがそれは車載のものを利用しました。

リアのボックスをどかしてこのマットをめくると、

その下に車載ジャッキが収納されています。

このジャッキはジムニー専用で、他のモノコックボディーのクルマ用のジャッキとヘッドの部分の形状が異なっています。

ホイールナットレンチも車載でありますが、これは自分で持っていたクロスタイプのものを使います。 写真の下から二番目の工具です。

そしてタイヤ止めとトルクレンチを用意しました。

ジャッキアップする前にギアが「P」パーキングポジションにあるか、サイドブレーキがしっかり引かれているか確認します。

念のため四駆レバーも「4H」にセットしておきました。

外すタイヤの対角線のタイヤに輪留めをかませます。

ここまでやったらホイールナットを緩めます。

私のクロスレンチは車載しやすいように一部が曲がっていますのでこれを伸ばしてクロスにします。

この段階ではナットは外さずに緩めるだけにしておきます。

ジムニーのジャッキアップポイントは他のクルマのようにボディサイドではなくサスペンションアームのボス部のでっぱりを利用します。

ここのでっぱりをジャッキのヘッド部に開いている穴に差し込むようにしてクルマの下に滑り込ませます。

あとはジャッキハンドルを回してジャッキアップしますが、タイヤがほんの少し地面から浮くくらいでOKです。

そうしたらナットを緩めて外し、タイヤを取り出します。

外したタイヤは万が一に備えてクルマの下の入れておきます。

キャリパーが出てきましたのでウェスで軽く汚れを落とした後でパーツクリーナーを吹きかけながら鉄粉や汚れをブラシで取り除きます。

パーツクリーナーはすぐに乾きますが残ったほこりなどを取る意味も込めてブロアーで吹き飛ばします。

エアツールは持っていないのでカメラ用のブロアーでやっています。

今回は塗料を筆塗りしますので掛かってはまずい所をマスキングテープで覆っておきます。

30mm幅のテープを使いましたがセンターキャップなど大きな場所は養生テープでカバーしました。

床にも塗料が垂れてもいいように紙を敷いておきます。

最初は筆で塗り始めるつもりでしたが細かいところは筆では無理なので細い丸筆を使って境目などを先に塗っておきます。

だいたいこんな部分を丸筆で塗りました。

その後で平筆を使い全体に色を塗っていきます。

塗りたくないところにはみ出してしまった時は先端をハサミでカットした割りばしでこすって除去しておきます。

失敗場所と、

補修後です。

一度塗り終了しました。

この段階ではきれいに塗るというよりも鋳物のデコボコのところを埋めるように色を乗せるつもりでやりました。

この後30分ほど経過してから二度目を塗りました。

やはり先に丸筆周囲を塗ってから平筆で広い面積を塗っています。

二度塗りでしっかり色とツヤが付きましたので三度塗りは必要ないと判断しました。

前輪の左右を二度塗りしても塗料はこんなに余っていました。

1/12L(約83ml)の缶でしたがもっと少なくてもよかったですね。

塗装が乾いたらキャリパーにぶつけないように注意してタイヤをはめ、ナットを手で絞められるくらいに留めておきます。

ジャッキハンドルを回してクルマを下げます。

タイヤのナットを規定値で絞めるためにトルクレンチを使います。

ジムニーJB64Wのホイールナットの規定値は100Nなので目盛りを「98」に合わせた後、ダイヤルを「2」の位置に回して「98+2=100」にセットします。

トルクレンチでカチッと音がするところまで回して固定します。

ナットは一筆書きで星を書くように5つの順番にセットしていきます。

キャリパー塗装が完成しました。

真横から見た時もホイールのバーの間にないとよく見えません。

実際にはこんな感じでちょこっとしか見えないので完全に自己満足の世界ですが、1,000円弱でカンタンにドレスアップ出来たので大満足です。

あとはこの状態がいつまで維持できるか、塗装が剥げるか日焼けするかの検証ですね。



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2022年9月27日 火曜日

台所のステンレスシンクを鏡面仕上げしてみた

台所のシンクですが、いつも掃除だけはしていますがさすがに長年使ってきてキズもあってツヤが無くなってきました。

ネットでシンクを鏡面仕上げしている方がけっこうしたのでやってみることにしました。

用意したのはスポンジタイプの研磨シートとクリームクレンザージフそして金属磨きの万能選手のピカールです。

研磨スポンジシートは「SUPERFINE」「ULTRAFINE」「MICROFINE」の三種類用意しました。

作業前のシンクの状態です。

置いてある容器があるのはわかりますがラベルなどは映っていません。

これを見えるまでに仕上げていきます。

最初に全体の汚れをジフをスポンジにつけて落としていきます。

これは通常の清掃の手順です。

ジフで作業した状態です。

やはりキズがけっこうありますね。

早速研磨スポンジの荒い方の「SUPERFINE」で磨いていきます。

多少スリキズは消えましたが深いキズはなかなか消えないので途中から研磨スポンジにジフをつけて磨きましたがまだ残っています。

そこで耐水ペーパーを使ってみました。

どのくらいの番手がいいのかわからなかったのですがとりあえず1500番です。

コレで磨いたところです。

だいぶキズは減ったようで多少周りの様子が映るようになってきました。

この状態で最初と同じように置いたところ容器のラベルが多少わかるようになりました。

このあと研磨スポンジの「ULTRAFINE」「MICROFINE」と番手をあげて磨いてさらに仕上げにピカールをウエスに染み込ませて磨き上げました。

その結果ここまで仕上げることができました。

完全な鏡面仕上げとまではいきませんでしたが、ラベルの文字がくっきり映るまでにはなりました。

ここまでの作業時間は約1時間です。

けっこう腕がパンパンになりましたね。

ピカールの油分効果もあって水を垂らすとこれくらいの水玉になりました。

長年使ってきたシンクもけっこうキレイになるんですね。

あとはこの状態をどれくらいキープできるかですね。



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2022年9月23日 金曜日

イケアで買ってきたチェストを組み立てた

先日、イケアに行ってきました。

特に何か買うという目的があった訳ではなかったのですが平日の休みにふらっとジムニーでお出かけです。

もともとイケアには昔からの思い出があった。

結婚前の1981年、千葉県船橋にあったイケアの店にデートで何回か訪れた事があった。 でもその後その店はららぽーと船橋に移転した後、退店となってしまった。 現在のイケアの店舗とは品揃えのコンセプトが違っていた。

下の写真の右奥の黄色いスウエーデン「INNOVATOR Catalog」は当時のモノですね。

今回はジムニーでお出かけです。

特に何かが目当てという訳ではなかったのですが、ちょうどいいサイズのチェストがあったので購入してきました。

イケアの家具はノックダウン方式で完成形ではなく部材に分かれています。

今回購入したチェストは高さ100cmで横幅80cmでしたのでまずはジムニーで持って帰るれるかどうかが第一関門でした。

駐車場の停めていた車を荷物搬出駐車場所に移動してきます。

ジムニーJB64Wのリアゲートの最大間口は104cmなのでリアシートを倒せば問題なく納めることが出来ました。

さて次の問題は重量で、使用するのは二階の和室なのですが一階で組み立てて上に運ぶか、部材のまま二階に運ぶか選択します。

今回のチェストは二個口に分かれているのですが合わせると約50kgもあるので完成させて上に運ぶのは無理そうです。

その上、重い方の梱包は28kgあるので一階でバラして小分けして二階に運ぶことにしました。

パーツの設置する部屋に運び組み立て開始です。

この日は結構暑かったのでクーラー入れても汗だくになりながらの作業です。

組み立て自体は難しい事はなく説明書の図面どおりにすればOKでした。

外枠だけ出来たところで設置します。

引き出しも出来ました。

二時間半ほどかかって完成です。

シンプルなデザインですっきりしています。

ところでIKEAで買い物をしながら食事もしてきました。

奥さんはプラントボール。

私は「カツカレー」にしたのですが、なんかオカシイ?

「コレ肉?」「味、あってる?」という印象。

帰ってきてから調べてみたら原材料に肉を使わず植物性食材で作ったカツの「プラントベースフード」だそうです。

うーん、昔ながらのオジサンには普通のとんかつが乗ったカツカレーがいいな。


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2022年9月2日 金曜日

ジムニーJB64Wにオリジナルデザインのマッドフラップを自作した

10月で4年になるウチのジムニーJB64Wですが、納車直後にリアにはマッドフラップを自作しました。

この時は機能というより後ろから見た時のカッコを目的としたものでしたが、デザインはディーラーオプションのモノとほぼ同じにしました。

今回、タイヤをTOYOTIRES OPEN COUTRY R/Tに交換しましたので溝に小石を挟んだり泥を跳ね上げたりすることもあるのでフロント側にもマッドフラップを付けることにしました。

最近は市販品でも数千円で購入できるのでDIYで作る必要はないのですが、どうせ付けるなら他とは違うオリジナルのデザインにしたいので、こっちも自作することにしました。

取り付ける方法についてはディーラーオリジナルと他社製では少し違っていますが、ディーラー方式を参考にしてみました。

ここのパーツを利用します。

まずは今度もダンボールで型紙を作って様子を見てみます。

タイヤを左右に切った時に干渉しない形と効果的な長さを考えます。

最終的に決めたサイズですが、参考までに載せておきます。 まあこんなモノを自作する人はそうはいないでしょうね。

型紙が決まったらいろんな角度から見て検証します。

内部を留めているクリップを外します。 センターピンを浮かせて、

内装剥がしを差し込んで外します。

外したクリップが停まっていた穴にクリップナットをはめるのですが、購入したモノはフトコロが浅くて、二箇所差し込むウチの下側はそのまま使えましたが、上側は穴まで届きませんでした。

そこでクリップナットの曲がっている部分を一旦まっすぐに伸ばします。

そして曲げる場所をズラしてフトコロを深く加工しました。

マッドフラップに使うボードです。

サイズは300mm✕450mmで厚さは2.4mmで、価格は500円ちょっとでした。

コレを型紙に合わせてカットします。

デザインですが、「SUZUKI」「JIMNY」「Sマーク」まどいろいろ考えたのですがここは他には無さそうな「サイ」のイラストにしました。

屋外用のカッティングシートをカットします。 直線部分が多いのでカットしやすいですね。

マッドフラップに貼り付けます。

そしてもう一つのオリジナル化、黒いフチゴムで縁どります。

端の部分は外れて来ないようにポリエステル糸で縫い付けておきます。

ここまで出来たマッドフラップです。

ジムニーに仮止めして様子を見てみます。

このままでも良さそうですがフラップが前に垂れてきてタイヤに干渉しないように、ディーラーオプションと同じようにボディ下部に固定するステーを追加します。

ステーパーツを追加してようやく完成したマッドフラップです。

マッドフラップはサイズ5のステンレスタップビスでクリップナットにネジ止めし、ステー部分はボディーに開いている穴に使わなくなったクリップで留めます。

反対側にも取り付けをして完成です。

制作時間は3時間ほどでした。

 ※自作が大変ならスズキ純正品

 ※参考までに以前作ったリア側のマッドフラップの記事を掲載しておきます。

ノーマルのスタイルが気に入っているジムニーJB64ですが、少しずつ自分で手を加えていくのが楽しみです。

今回はリアビューでインパクトのあるマッドフラップを自作しました。
純正オプションでも用意されていますが作ってみました。 せっかく作るなオリジナルなものを、とも思いますが市販品のデザインは素敵だと思いますのであえて同じように作ってみます。


 

まずは実車で採寸して取り付け部のサイズを確認します。


 

市販品の画像を参考にしてフラップ部と取り付け部を構成します。


 

実車にあててみて確認します。
少し長すぎるようなので短くします。


 

ジムニーのリアバンパーの裏側には、マッドフラップを取り付ける場所に開ける穴用のガイドが刻印されています。


 

この中心部にズレないようにまずは小さな穴を開けます。


 

センター部に小さな穴を開けたら、下側からボルトが通る穴を開けます。


 

マッドフラップに貼り付けるロゴをパソコンで作成します。


 

屋外用のカッティングシートをカットして、赤いフラップに貼り付けます。


 

縁取り用に細いゴムを巻き付けます。


 

完成したマッドフラップです。
右側はエキパイエンドに付けたパーツに合わせて大き目にカットしています。


 

取り付けはステンレスボルトとアングルで固定します。


 

完成したところです。


 

いろいろデザインを考えましたが、結局オリジナルの市販品と同じものにしました。


 

右側はエキパイエンドを外していますが、これくらいの距離を開ければ排熱の影響を受けないで済むかどうかは走行してみて確認します。


 

横から見たところですが、タイヤとの距離はこれくらいあれば走行中に干渉することはないでしょう。


 

費用は、縁ゴムと白いロゴ用の3M屋外用シールは自宅にストックしたあったものを利用したので、新たに購入した赤いベースとネジ一式で2000円くらいでした。

 ※自作が大変ならスズキ純正品


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2022年6月9日 木曜日

アルミダクトで自作したブレーキディスク冷却用のエアインテークを交換した

ハーレーが新車から2年経過した時の24ヶ月点検で、リアのブレーキディスクプレートに歪みがあると指摘されました。

これがその時外したディスクプレートです。

横からアップで見ると2年間の走行でこれだけすり減っていたんですね。

新しいディスクと重ねてみると場所によってこれだけ隙間が出来ていました。

新しいブレーキディスクプレートを取り付けた所です。

まったくの未走行なのでディスクに筋が付いていませんね。

ディーラーやバイクショップで見るバイクのブレーキディスクには少なからずパッドと擦れた跡が見えますが、新車であっても工場から出荷され運ばれてくるだけでも跡が残るんですね。

私のハーレーのリアブレーキのディスクプレートに歪みが生じた原因について、ディーラーのメカニックからは「このハーレーFLSTCヘリテイジやウルトラのようにリアに大きなサイドバッグがあるバイクだとブレーキに風が十分当たらず冷却が不完全になってしまうため歪みが生じることがあります」と説明されました。

それなら強制的にリアブレーキに風を送って冷やしてやればいいと思いましたがそんなパーツは販売されていません。

無ければ自作すればいいとパーツを揃えました。

アルミダクトとステンレス製のロート、茶こし網、コードクランプです。

ロートの穴を広げ茶こし網のサイズを加工してゴミの侵入を防ぐネットにしました。

これをバイクに取り付けました。

前方から風を送りリアブレーキのディスクプレートに風が当たるようにしました。

さて自作のエアインテークは出来ましたがはたしてこれで効果があるのでしょうか。

検証してみることにしました。

デジタル式の温度計の外部センサー部のコードを延長します。

これで先端部の温度をリアルタイムで表示できます。

走りながら温度を測定する為にセンサー部をブレーキパッドのホルダー部に取り付けました。

本来ならディスクプレートの温度を測定したいのですが回転するプレートには無理なのでここに設置しました。

ここでもエアインテークの有無によるブレーキ周りの温度の違いがわかると考えました。

温度計の表示部は走りながら確認出来る場所に設置しました。

テストしたのは2月でこの時の外気温は6.4度でした。

高速道路を走って計測します。

まずはエアインテークの吸気口(ロートの口)をテープで覆って風を送らない状態で測定します。

写真は高速道路を90km/hで走行している時のリアブレーキパッドのホルダーの温度は38.2度でした。

高速道路だとブレーキを掛ける事も少なく風もかなり当たるので温度上昇はゆるやかなようです。

サービスエリアに止まって、次にエアインテークの開放した状態にして測定します。

温度は28.7度で10度近く温度が下がっています。

この結果には正直驚きました。

高速道路を降りて今度は一般道での温度をチェックします。

下道だとブレーキを使う事も多く当たる風も少なくなるので、エアインテークを閉じた状態だとブレーキ周りの温度は53度まで上昇していました。

同じくエアインテークを開けた時には40.5度と12.5度も下がっています。

アルミダクトと身近なモノを使って作ったこんなエアインテークでも絶大な効果があるとわかりました。

そんなエアインテークですが取り付けてから12年が経過してだいぶくたびれてきました。

途中で一度外してパイプのへこみを直したりしましたがアルミダクト自体の劣化は避けれませんでした。

新しいアルミダクトを買ってきて交換することにしました。

下が新しいダクトですが口径は38mmと大きくなりましたが、以前のものは内側に紙が貼ってあり蛇腹の隙間が狭かったのですが今回はアルミのみで蛇腹が凸凹しています。

この凹凸が風の通りにどう影響するか気になるところです。

今回の取り付け方です。

今までより風の導入部を少し後ろにしましたがこの位置でもリアのサドルバッグは邪魔にならないと思います。

またディスクプレートに風が確実に当たるように曲げた部分の固定方法も改良しました。

ところでこのアルミダクトですがハーレー以外にも私のクルマで役立っていました。

40年近く前に乗っていたフォルクスワーゲン・ビートルですがリアにエンジンルームがあります。

空冷のビートルは冬に車内を温めるのはエアコンではなくリアエンジンの熱をダクトで車内に引き込んでいました。

下の写真の左右に見えるグレーの太いパイプがそれです。

でも所詮紙製なので破れてしまうことがよくありました。

そこでこの部分を自分でアルミダクトで作り直していました。

40年前からアルミダクトにお世話になっていたんですね。



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2022年2月20日 日曜日

ヒーテックに7.4Vアダプターを使って電熱グローブ接続した時の接触不良を修理

前回の記事に書いたように、手持ちの7.4Vの電熱インナーグローブをヒーテックの電熱ジャケットの12Vそで口プラグにつなぐ為にコミネの変換アダプターを途中にかます事で使えるようになりました。

しかしスイッチを入れすぐに赤く点灯して暖かくなったかと思ったらすぐにランプが消えてしまいました。

こういう時はどこかに接触不良があるのが原因ですからそこを直していきます。

疑ったのは電熱インナーグローブから出ているプラグ用コードです。

購入してから5年ちょっとですがコードの被覆をみると亀裂が入り中の撚り線が一部むき出しになっている箇所があります。

これでは接触不良やショートの危険もあるので取り出して修理します。

手持ちのプラグの中からサイズの合うモノ(写真の下のパーツ)があったので外した元のパーツ(上のパーツ)と交換、配線も少し太いものに交換します。

グローブの中から配線を取り出すために生地の一部の縫い目を開けるとケーブルを固持するパーツの中を通っていたのでドリルで新しいコードの太さに合わせて穴を広げて通しました。

左右ともプラグとコードを新しいものに交換しました。

これで直ったかと思いましたがまだグローブを少し動かしただけで電源がすぐに落ちてしまいます。

次に疑ったのはヒーテックのそで口から出ている電熱グローブに給電するプラグの不具合です。

こちらも手持ちのプラグを使って交換するつもりでした。

でも念の為にヒーテックのそで口プラグをテスターで測ってみるとちゃんと安定して12Vが出ています。

ということはプラグの断線はないようです。

あやうく必要のないプラグ交換をやってしまうところでした。

となるとこのヒーテックの12Vプラグと変換アダプターのコネクタ間の接触がうまくいっていないのが原因と思われます。

コネクタの方はしっかり接続してはずれないように深いところに電極がありますがこのせいでプラグの電極が短くて届かないことがありそうです。

コネクタの口をヤスリで2mmほど削って切り口をカッターでキレイに整えておきます。

この12Vプラグとコネクタをつなぐと今度はグローブをいくら動かしてもスイッチが切れることはなくなりました。

これで安心して冬のツーリングに出かけられます。



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2022年2月2日 水曜日

破れたムートン手袋をレザークラフト風に修理した

冬に活躍しているムートンの手袋、なかなかに温かいんですよね。

でも手を入れるところが大きく裂けてしまった。

せっかくレザークラフトをやっているんだから革手袋なら自分で修理できそうです。

菱目打ちで開けていきますが、見た目重視なら3mmピッチとかの方が良さそうだけど細かいとミシン目のようになってまた破けそうだったので4mmピッチを使用。

レザークラフト用糸と二本針でクロスステッチ風に縫っていきます。

内側のムートンのモシャモシャが縫い穴から出てきてやりにくかったです。

なんとか修理完了。

縫い目がガチャガチャで見た目は良くないですけどしっかり縫えたと思う。

これでまたしばらく使えそう、良かった。



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2022年1月5日 水曜日

DIYで部屋の窓を二重窓にしたら温度が5度上がった

今年の冬は特に寒い日が続きますね。

寝室の北向きの窓からは冷気が伝わってきて、寝ている時にオイルヒーターをつけていても朝は部屋の温度が6度とかになることがあります。

今までは窓にキャンプマットを窓のサイズに合わせて当てていましたが、ぴったりにしたつもりでも隙間から冷たい空気がはいってくるようで、無いよりはマシですがそれほどの効果は感じられませんでした。

二重窓にするという案はずいぶん昔からあったのですが、リフォーム業者に依頼するとけっこうな値段になるので躊躇していました。

でもあまりの寒さにネットで検索してみると多くの方がDIYで二重窓にしていてキットになっているものが販売されているようでした。

早速カインズに行って探してきました。

購入したのはコチラの株式会社「光」の「簡易内窓用(引き違い窓用)」です。

これは塩化ビニール樹脂で出来たレールと窓枠がすべてセットになったものです。

家の窓のサイズは縦86cm、横180cmなので中窓用というものを買いました。 これで縦915mm、幅1830mmまでの窓に対応しているようです。

光 内窓フレームセットPTW-C 中窓用 Cセットホワイト

売り場にあったパンフレットにあるように、このキットだけでは二重窓は作れません。

窓自体になるモノが必要で透明のボードも一緒に買ってきました。

それがこの「中空ポリカボード」です。 厚さ4mmで三六の900mm×1800mmのものです。

価格はフレームキットが4800円でポリカボードが2280円でした。

光 KTP9064W1 ポリカ中空ボード透明 404-7079 KTP9064W-1 tr-4047079 4535395008066 ポリカボード ポリカ中空ボード透明4047079

他にはレールを窓枠に固定するための「はがせる両面テープ 強力接着用」というのも一緒に購入しました。

お店から持って帰るのにウチのジムニーの車内では、長さ180cmのフレームキットは斜めにしてリアになんとか収まりましたが900×1800のポリカボードはそのままの大きさでは車内に入りません。

カインズの場合、カットサービスはやっていなかったのですが、カインズの会員であれば購入したものは店内の工作室で2時間までなら工具を借りて無料で自分でカットすることが出来ます。

今回は家に帰って現場合わせでサイズも確認したいのでとりあえず大型カッターを借りて半分の90cm角の二枚にしました。 これで車内に収まりました。

帰ってきてから早速作業に取り掛かりました。

まずは説明書にあるように窓のサイズをミリ単位で正確に測り表の枠の中に実寸を書き込みます。 記入する時はcmとmmの単位を間違えないようにします。

それに基づいて計算式どおりに記入してフレームや窓枠のサイズを決めます。

今回はこの説明書どおりのサイズで作ってぴったりでした。

パーツをカットします。

マジックで印を付け、精密ノコギリを鋸切断ガイド(マイターボックス)に当ててまっすぐカットします。

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素材が塩ビ樹脂なのでそれほど力を入れなくてもカット出来ました。

最初に横カバーを両面テープ窓の壁に貼ります。

貼る位置は今あるガラス窓のクレセント鍵が回った時にぶつからない位置にセットします。

次に上下のレールを貼ります。 下側の方が立ち上がりが短くレールの間に細かい筋が付いているので見分けがつきます。

中空ポリカボードをカットします。

こちらはのこぎりを使わずに大型カッターでカットします。

のこぎりだと切りくずがボードの中に入り込んで汚くなるし、カッターでカンタンにカット出来ます。

これで完成しました。

作業時間は1時間半くらいでした

このサイズならプラ製の窓とフレームでも強度的に問題はないでしょう。

引き違いになっていますので夏になってもこのままで大丈夫ですし既存の窓の開け閉めにも支障はありません。

夜になって外気が冷えてきたので温度を測ってみました。

窓の外の温度は0.5度でした。

ガラス窓を閉めた時の室内側のガラスの表面温度は3.7度、3度ほどの断熱効果です。

そしてこれが今回の二重窓を閉めた時のポリカボードの室内側の温度です。

8.6度、ガラス窓だけの時より5度の断熱効果がありました。

二重にした窓間の空気の層とポリカボードの中空部分での断熱効果によるものでしょう。

ガラス窓を直接触った時とポリカボードを触った時とでは明らかに冷たさが違います。

また今までの銀色マットだとどうしても端の隙間から冷たい空気が流れ込んでくるのがありましたが今回はそれがありません。

費用は7,000円ほどでしたが効果を考えると大満足です。

あえて言えば何故もっと早くからやっておかなかったとの後悔だけです。

業者に頼むとアルミ枠などでもっと立派なものが出来るかもしれませんがこれで十分でしょう。

もっと安価に仕上げるには、レールも天地だけにして横は隙間テープにして、中空ポリカボードを使わずにプラ段ボールを使用して上下左右には窓枠を付けずに透明のテープで仕上げるなどの方法もありますが、隙間からの冷風による断熱効果低減や見た目、耐久性などを考えるとこのキットを使ってよかったと思いました。

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2022年1月2日 日曜日

今年最初の作業は壊れた置物の修理でした

年末は31日まで仕事でお正月は今日2日までが休み、明日は仕事はじめです。

そんな貴重な正月休みですが家でじっとしているのは性に合わず、結局何かやってました。

今年最初に手を付けたのは壊れていた置物関係の修復です、

まずはクリスマスの時に飾ってあった電飾が流れて光るジオラマの置物です。

一部が欠けて中が丸見えになっていました。

まずは紙粘土で欠けた部分を補って形を作っていきます。

不定形なので特にこだわらずに雰囲気で作業します。 上の部分は積もった雪が落ちかかっている風なのでそれだけは表現しました。

粘土が乾いたらプラカラーで着色。 全体を薄いグレーで塗ってさらに穂先の短いブラシで白い部分をかすれたように仕上げます。

他の部分と違和感なく出来たかなと自画自賛。

コンセントに差し込むと光が流れてきれいです。

ファイバーグラスを何本使っているんでしょうかね。

プラカラーを出してきたのでついでにもう一つ修理作業します。

玄関先に置いてあった置物です。

風雨と直射日光にさらされ色がほとんど抜けていました。

オリジナルの色は覚えていませんので、イメージで色を決めていきます。

細かく見るようなものではないのではみ出しなんかも気にしません。

完成しました。

カタツムリの目が片方無くなっていましたが見当たらないのでこのままです。

小さな置物なのでこれくらいはっきりした色の方が玄関に置いても目立ちますね。

さあ、明日から仕事、がんばります!


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プロフィール


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メカ好きおじさん
・1978年に原付、中型二輪取得
・CB50で東北一周ソロで野宿旅
・250ccで四国・九州3週間5万円の野宿旅
・40都道府県制覇
・XL250オフ後、再度オンロードに戻る
・KAWASKI2ストを最後に一度バイクを降りる
・16年のブランク後リターン
・50歳で大型二輪免許取得
・ハーレーFLSTCに奥さんとタンデム中
・2012年から北海道タンデムツーリング7回


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