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2021年4月16日 金曜日

タンデム用のインカムをSENAのSF2に買い替えました

走りながらタンデムシートの奥さんと会話が楽しめるインカム。
今使っているのは9年前の初めての北海道ツーリングの前に購入したSENAのSMH5というインカムです。

それまでの有線式に比べてブルートゥースの無線になってはるかに便利になりました。
乗り降りする際にいちいちコードのコネクターを付けたり外したりしないでいいのは、当たり前ですが手間が掛かりません。

このインカムは市街地や郊外の下道でのツーリングはもちろん、高速道路での100km/hでの走行でもきれいに音声を聞こえて会話が出来ました。
ノイズもほとんどなく、タンデムで使う分には接続が途切れることもありません。

仕様によると連続使用時間は8時間となっていますが少し長距離のツーリング、ビーナスラインにタンデムで行った時には朝?3時から日帰りで行ってきて16時過ぎに帰ってきた時は休憩時間を除いても10時間近く使っていましたが最後まで電池切れになることはありませんでした。

でもさすがに9年使ってきてそろそろバッテリーの寿命かなと思い始め、今年また長距離ツーリング行くかもしれないのでその前に買い替えることにしました

インカムを選ぶ際に、複数台でのマスツーリングでの使用と異なるタンデムならではの条件があります。

バイク用のインカムということで、「ヘルメットに装着可能」「多少の雨でも大丈夫な防水性」は最低条件なのでこれはクリアしているものとします。
それ以外では、
 ・音声がクリアに聞こえる事・・・特に高速道路での音量やノイズの少なさは必須です
 ・バッテリーの持ちがいい事・・・最低でも8時間、できれば10時間程度は使えること
 ・操作がかんたんな事・・・走りながら手探りで操作するのと奥さんでも使い方がわかりやすいこと
これが私の出した条件です。

最近のインカムの進化というか種類の多さには目を見張るものがあります。
特に長距離通話やメッシュによる複数台通話などの機能がありながら格安なものがネットで多数販売されています。

でも条件として出した「ノイズの少ない音声」や「長時間駆動」などを考慮するとここはやはり定番のメーカーから選択することにしました。
やはりインカムの王道はSENAとB-COMでしょう。

B-COMのインカムは2種類しか製品がなくどちらもタンデムで使うにはオーバースペックのようです。

結局使い慣れたSENAのインカムを選びました。

SENAのインカムといえばSMHシリーズでもおなじみの大きな回転ダイアル式の操作系ですが、タンデムで使用するのに最適な3ボタンだけで操作出来る「SF系」というシリーズがあります。

4台通話の「SF4」、2台通話の「SF2」とファームウェアのアップグレードで可能になった「SF1」の3機種があります。

最終的にはこの SENA SF2 を選びました。

タンデムで使うので2台購入しました。 SMH5の時はドゥアルセットで2台買うより安い設定のがありましたがSF2にはありませんでした。
SENAのインカムも並行輸入品が安くネットに出ていますが、ユーザー登録して保証を受けたり日本の正規代理店でのバージョンアップの安心感のために正規品を購入しました。

こちらが一台分のパッケージです。

箱を開けると本体とブームマイクが現れます。

内容物の全容です。
左上から、
 ・マイクカバー(予備1個)とベルクロベース
 ・USB充電用ケーブル(ACアダプターは付属していません)
 ・高音質用スピーカー
 ・薄型スピーカー(音質は多少劣りますがヘルメットへのスペースが狭い時に使用)
 ・クレードル(マイクとスピーカーのコネクターはSMHと互換性はありません)
 ・インカム本体
 ・貼り付け用プレート
 ・フルヘルメット用貼り付けマイク
 ・ブームマイク
必要なものはあすべて揃っています。

以前使っていたSMH5との仕様を比較してみました。

通話時間と距離が伸びています。
サイズも厚みが半分くらいに薄くなって、重さも5g軽くなっていますがクレードルはかえって重くなったようです。
充電時間も短くて済み、バッテリー切れになってもクイックチャージが可能です。 私のハーレーはリアBOXの中にアクセサリー電源があるので走行しながらチャージ出来ます。

実際に並べてみると横から見たサイズはあまり変わりませんが、SENA特有のダイアルがなくなって、代わりに大きなボタンが3つ並んでいます。
一番良く使う真ん中のボタンは一段引っ込んでいるのが間違えて押してしまうことがありません。

よこから見た時にもSMH5のボタンが目立ちます。
SF2の方は本体は薄くなりましたがクレードルの厚みが気になります。
ケーブルについてはSMH5の方は本体にコネクタで接続するようになっていましたが、SF2の方は本体とクレードルの間に接点がありクレードルの方にケーブルが伸びています。

実はこのSMH5の大きなダイアルの出っ張りには不便な点がありました。

奥さんのアライのヘルメットでは下部の部分が一段内側に曲がっていますのでクレードルで縁に挟むとボタンが下向きになります。
この状態だと奥さんが手を上げただけでボタンに触れてしまい接続が切れてしまうことが何度かありました。

SF2にするとボタンの出っ張りはないのでこんな事にはならないです。

こちらは私の KABUTO EXCEED に本体とクレードルを取り付けた状態です。
SMH5の時はビスを締めましたがSF2はただ挟むだけでした。

KABUTO はチークパッドのスナップボタンの位置が離れていてスペースがあるので大きな高音質スピーカーやブームアンテナの取り付けに苦労することはありませんでした。

外したチークパッドを取り付ける際、縁の部分を挟むこむのですが赤丸の部分に切り欠きがあるのでここに配線を逃してやればうまくいきました。
こういう所はよく考えられているなと感心しました。

取り付けが出来たKABUTOヘルメットです。

以前のSMH5の時はインカム本体が存在を主張していました。

カラーリングのおかげもあって目立たず使いやすそうです。

一方アライのヘルメットはスナップの位置が微妙でチークパッドの厚みやスペースのゆとりがないので取り付けにはかなり苦労しました。

ブームマイクはあご紐の下にくぐらせ前に付けるクリップは付けませんでした(青丸)。

スピーカーの3.5mmL型の大きなコネクターは逃がす場所が難しくあご紐の前になんとか収めました(赤丸)。

ブームマイクを希望の位置に取り付けようとするとスナップボタンに近づき過ぎて浮いてしまうので根本のプレートの厚みを削りました(黄丸)。

クレードルのクリップもあご紐の邪魔になるので金鋸で一部カットしました。
ここはクリップで挟まず貼り付けタイプにすればいいですね)

最後に配線はマイクの赤いクリップと一緒にチークパッドの後方にまとめてマスキングテープで仮止めしてカバーを元に戻して完了です。

取り付けが完了して二台で通話テストしてみました。

日本の正規代理店で購入した製品でしたが、最初にスイッチを入れた時のアナウンスは日本語では英語「ハロー」でした。
マニュアルにはありませんでしたが、SENAのサイトから SenaBluetoothDeviceManager をダウンロードしてインストールします。 その上で最新のファームウェアを落としてバージョンアップすれば日本語でアナウンスするようになりました。
実際には購入したSF2のファームウェアは既に最新バージョンになっていましたが再度同じバージョンをインストールしました。

その後、二台のインターコムペアリングを行い、さらにスマホとのペアリング、バイク用ナビとのペアリングも行いました。

FMラジオも聴けるのでそのメモリー登録や各種設定は、スマホにアプリをインストールしてもいいですが私はパソコンの SenaBluetoothDeviceManager で設定しました。

実際に走行してのレポートは。。。また後日です。


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2021年4月13日 火曜日

タンデム用のインカムを買い替えたので以前使っていた機種を紹介

今どきのツーリングでは必需品となっているインカムですが、私がバイクに乗り始めた1970年代には一緒にツーリングに行く仲間やタンデナーと走りながら会話するなんて考えられませんでした。
当時はKTELというメーカーくらいしか選択肢がなかったですね。

今ではブルートゥースのインカムが普及し複数台でのバイクでも会話を楽しみながらツーリングするのが当たり前になりました。

以前はタンデムでツーリングしている時は信号待ちで停まった時に後ろを振り向いてヘルメット越しなので大声で会話したり、走りながらだと身振り手振りで「お腹空いた?」「トイレ休憩する?」「いい景色だね!」などと意思疎通していました。

2008年にハーレーに乗り出して本格的にタンデムツーリングを始めるとやはり走りながらでも会話をしたくなってインカムを手に入れました。

■納車から一ヶ月後に最初に買ったのはデイトナのライドコム BM STATION という有線式のインカムでした。
単三乾電池2本で約17時間の通話が可能でした。

当時、年間50回ほどのツーリングの6割は奥さんとのタンデムだったので、走りながら二人で話せればいいし音楽を聴いたり電話を掛ける事もないだろうということで有線式を選びました。

実際に市街地走行で使用した感想としては、やはり走りながら単ダムの奥さんと話が出来るのってすっごく便利でした。
ステキな景色に出会った時の感動をリアルタイムで共感出来たり、疲れて少し休みたいなど伝えたり、あるいはライダーが気づかないちょっとした道路や標識、案内などの情報を教えてもらえました。

ただこの機種のデメリットもいくつかありました。

まずはスイッチを電源スイッチを入れただけでスピーカーからは「サー」というヒスノイズが聞こえました。
安価なアンプではありがちなものだが、ボリュームを下げれば音声が聞こえず、上げればノイズが増す。
走行してしまえば走行音の方に気をとられあまり気にならなくなるが停止した時には多少気になりました。
スピーカーにスポンジをあてればノイズが多少減るというのでやってみましたが効果はありませんでした。

そして一番の問題は音量の小ささです。
市街地走行で時速60km/hまでなら会話の内容は理解できますが、花粉対策でマスクをしていると多少声が聞き取りにくい場面もありました。
高速道路で100km/hで走っている時には大きめの声で話しても聞き取りにくかった。
ボリュームで調整しても中間点以上ではほとんど音量の変化は少なかったですね。

これの対策として「スピーカーの増設」をやってみました。
ライドコム BM STATION は片耳だけのスピーカーでしたので反対側の耳用に小型のスピーカーを足してみました。
結果は、、、うーん今ひとつであまり音量は大きくなりませんでした。

■それでも3年ほど使いましたが、2011年に買い替えました。

その頃にはブルートゥースを使ったインカムを使っている方もだいぶ増えてきましたが、タンデムでしか使わないので通信距離は短くても問題なく使用機会が多いので充電する手間が面倒、音声のクリアさでは無線ではどうかなということもあって今度も有線式のインカムを購入しました。
有線式は電池の持ちがいいという点もメリットでした。

次に買ったのは同じデイトナ製の COOLROBO WIRECOM です。

音楽プレーヤーやナビを接続してステレオ音声を聞くことが出来るようになりました。
前のインカムの半額以下の8千円ほどで購入しました。

今度は音楽プレーヤーの有線補助入力付なのでステレオスピーカーとマイクのセットです。

コントローラーの小ささは一目瞭然でした。
右が最初に買ったもの、左が次に買った機種です。

通話音声の音量調整は、今までのものがライダー、タンデムが共通のボリュームでしたが、今回のものはそれぞれ別々に音量調整できます。
マイクの取り付けは、無線式のインカムと同じように、ヘルメットの帽体の淵にワイヤーで引っ掛けるタイプです。

使用レポートですが、音質については以前のものよりかなりクリアに聞こえました。
前のものは高音域が多少カットされていましたがこちらははっきりしていました。
また音量もこちらの方が大きいです。
前のタイプだと常に最大音量で使用していましたが、それでも高速やトンネル内では聞こえにくい事がありました。
今回は、最大ボリュームにすると音質がいいせいもあって、声が大きすぎるようで多少絞って使用しました。

ケーブルの取り回しについてはやはり多少邪魔でした。
それと、今までだとライダーはタンデム者にケーブルを渡せば、妻が自分でコネクタをつなぎましたが、今回は両方ともライダーがコントローラーに接続する事になります。

■そして生まれて初めての北海道ツーリングを企画していた2012年、とうとうブルートゥース、無線式のインカムを購入しました。

タンデム使用オンリーなら有線としてのメリットつまり「安定性」「バッテリーの持ち」「通話音質」「価格」などが捨てがたく特にバッテリーについてはそれまで使っていたインカムでは単三電池二本で2ヶ月以上使えるので、ツーリングのたびに充電する必要のある無線式に対して、大きなアドバンテージになっていました。
それでもヘルメットから伸びるケーブルや乗り降りのたびに接続するわずらわしさを感じている事も確かです。
しかしその頃のブルートゥースのインカムはペアで6万円くらいする価格がネックとなりもう一つ買い換える気になれませんでした。

そんな時2012年の春にネットで見た情報でSENAのSMH5が目に留まりました。
従来からあったSMH10のシステムから複数会話機能を削り通話距離を短く(900m→400m)してさらに小型軽量化した結果、連続通話時間は12時間から8時間と短くなっている(走行・充電しながらの使用も可)ようですがそれでも十分な機能をもっています。

20123月に開催された東京モーターサイクルショーに出品されていたのでメーカーの方にお話を聞きました。
発売開始予定は2012年4月はじめで教えていただいた価格もとても魅力的でした。

今注文すると「2012年4月12日前後に発送いたします」と言われすぐに初期ロットで発注しちゃいました。

あれからちょうど丸9年、ずっと使い続けていました。

その間、半年後の10月にはSENAさんの製品モニターに応募して、インカムにつながった二台で音楽やナビを同時に二人で聴くことが出来るSM10をテストしたり、翌年の2013年にはSENAさんからSMH5-FMをいただいたりしていました。

購入した年に行った北海道ツーリングでは朝8時ころから夕方5時頃までの9時間、休憩時間は停止していましたがちゃんと最後まで止まる事なく使用できました。
さらに9年経った今でもバッテリーがヘタる事なく問題なく使えていました。
ネットではこのSMH5やSMH10のバッテリー交換の記事を見かけることがありましたが、私の機種は当たりだったのでしょうか。

■でもさすがにそろそろ世代交代を考え、今回インカムを買い換えることにしました。

今年も長距離、ある程度の日数のツーリングをする予定があるのでバッテリーの持ちが気になるようではタンデムの場合は走るのを楽しめません。

そんな理由から新しいインカムを購入しました。

その内容はまた後日。


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2020年6月21日 日曜日

アライのヘルメットにサクラのシールとインカム取り付け

私のヘルメットを新しくしてハーレー風にしましたが、同じく9年前に購入した奥さんのヘルメットも新しくしました。

今まで使っていたのは、SHOEIのヘルメットで全面にサクラの模様がプリントされていてかなり気に入っていたようです。

今回購入するにあたって同じように花柄のプリントのあるものを探しましたが見つかりません。 今はこういうものが売れないんでしょうかね。

最終的に選んだの、安全性も考慮してアライのパールホワイトのジェットヘルです。


   

シールドだけはミラータイプのものを一緒に購入しました。 シールドの交換はシールドの根本にアームと呼ばれる白いカバーがあってなかなか大変でした。 マニュアル通りではなくアームにある2本のビスを外して交換しましたがこの方が早かったですね。

そしてこのヘルメットのあご紐はワンタッチ式ではなく昔からの2個のDリングに通すタイプでした。 しかも紐の幅が25mmと一般的な22mmや20mmのものより太くなっていました。

このヘルメットに以前のようにサクラも模様を入れるために自作のステッカーを作ってみました。

まずは立体のヘルメットから平面のシールに型取りするために白い養生テープを貼って作りたい形をマジックでトレースします。

これをはがして紙に貼ってパソコンにスキャンして取り込みます。

ネットから無料で使わせてもらえるサクラのイラストを探してこの形にデザインします。
まずは紙に印刷してヘルメットに合わせてみます。

各パーツの模様の外側に縁取りを付けたデザインも考えてみました。
どうもしっくり来ません。

最終的に枠に収めず、サクラの花と花びらを散らしたデザインにしました。

印刷するステッカーは家にあったこのシールを使いました。 耐水、耐候性の屋外でも使えるものです。

プリンターで印刷しています。

十分乾燥させたらその上に保護用の透明フィルムを貼ります。 印刷シートが浮いたり動かないように四隅をテープで抑えておきます。

ヘルメットに貼ってみました。
デザイン的にはまあまあの出来で、奥さんも喜んでいるようでしたが。。。。

このステッカーは結構厚手で、いくらドライヤーで熱をあたえて伸ばしながらやっても曲面には馴染んでくれませんでした。
これは完全に失敗です。

出来ればこの「手作りステッカー」シールが、屋外にも使えて曲面にも馴染むようなので欲しかったのですが、ネットでの販売も終了しているようでした、残念!

とりあえずはこのパールホワイトのままで使ってもらい、いずれまた調整しましょう。

気を取り直してインカムを取り付けました。
私達が使っているのはSENAのインカムです。

でもこのアライのヘルメットはインカムの取り付けもけっこう苦労しました。
内部のイヤーカップしか外せず、それを固定するためのボスとフックの位置が微妙で、インカムやマイクステーを取り付けたい場所と干渉してしまい、位置決めが難しかったです。

なんとかこの位置で取り付けることができました。

いろいろあったヘルメットでしたが、さすがにアライ製は安全面ではしっかり出来ているようです。
実際に走って確かめたいですね。


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2014年7月17日 木曜日

耳が痛くなるメットの内装を改造

ここ何回かのタンデムツーリングで、妻から「乗り始めはいいんだけど長時間ヘルメットを被っていると耳のあたりが痛くなってくる」というクレームをいただきました。

以前にも右の耳のあたりが痛いというのでメットの内装のチーク部分を外して中のスポンジを作りかえて対応した事がありました。

その後はこちらの方は改善されたようですが、最近になって左側が痛くなったとの事でした。

 

【関連記事】
  ※「ヘルメットの耳あて部分の内装を改造」記事は、コチラ です。

 

左側となるとインカム用のマイクが付いている方です。

耳が痛くなるのはチーク部のスポンジのせいだけなく、マイクのアームによるものも原因に考えられます。


 

前の記事にも書きましたが、SHOEIからはこのヘルメットに合わせて内装のチーク部分の厚みと堅さを替えたパーツが売られています。

SHOEIのヘルメットのオプションサイトには、「J-STREAM チークパッド」としていろんなサイズが掲載されています。

内装J-STREAM チークパッド
※各サイズ互換性あり
サイズヘルメット内装早見表
39mm ハード? 35mm ハード? 31mm ハード? 39mm ソフト? 35mm ソフト? 31mm ソフト
希望小売価格: 4,200 円 (税込)
適合モデル
J-FORCE III
J-FORCE III BLITZER
J-FORCE III LUBLA
J-STREAM
J-STREAM SALIA
J-STREAM MORT
JANコード
39mm ハード 4512048204976
35mm ハード 4512048204983
31mm ハード 4512048204990
39mm ソフト 4512048205003
35mm ソフト 4512048205010
31mm ソフト 4512048205027

「39mm」とかのサイズはチークパッドの厚さを表し、「ハード」「ソフト」は内装材の硬さです。

39mmだと「きつめ」、35mmは「標準」、31mmは「ゆるめ」のようです。

妻のヘルメットは「39」「HARD」のシールが貼ってあります。

 

前回もそうでしたが、どのタイプのものがいいのか、実際に被ってみないとわからないのでこのオプションは使わず、自分で加工したものを作ります。

まずはインナーのチーク部分を改造します。

SHOEIのヘルメットは、内装が簡単に外れるようになっています。

下の写真の左は前回改造した右ホホ用のもの、右が今回対象となる左ホホ用のものです。


 

SHOEIの内装はただ外れるだけでなく、さらにその内側に入っているスポンジも簡単に取り出せるようになっています。

この部分を替えてことで、厚さや堅さの違うチークパッドをオプションとして販売出来るようにしているのでしょう。


 

取り外した内装スポンジは三層構造になっています。

最初にベースとなる少し堅めのスポンジを使って作ります。

ウチには、タンデムシートやシーシーバーのパッドを改造するときに買った、いろんな堅さ・厚みのスポンジや低反発素材があるのでこの中から適当なものを選びます。


 

オリジナルと同じ形のベースが出来たらその上にすこし柔らかめのスポンジを両面テープで貼っていきます。

高さを高くしたいところは重ねてつけます。

特に耳があたる部分は柔らかいスポンジを使います。


 

オリジナルの形状、高さをみながらハサミでカットしていくます。

高さを少し低く、スポンジを柔らかいものにしたので耳への圧迫感は和らぐと思います。


 

出来た改造版インナースポンジを元のカバーの中に収めます。


 

それともう一点、原因に考えられるインカムのマイクアームとスピーカーの取り付けを見直します。

少し前からこの部分にマイクアームを固定していますが、このアームを挟むプラパーツが少し出っ張っているので内装材を押してホホや耳を圧迫しているのかもしれません。

これを出来るだけ耳の部分に干渉しないように取り回しをやり直し、アーム固定パーツは使わず、ダクトテープで固定するようにしました。


 

チーク部インナーを元のように取り付けたら完了です。

被ってすぐには痛みはないようで、長時間乗り続けてみないとうまくいったかどうか分からないので、結果は次回のタンデムツーリング以降にわかります。


 

 

ヘルメットを改造したついでに、インカムのファームウェアをバージョンアップします。

ユーザ登録してあるSENAからメールが来ていて、SMH5のファームウェアは現行のV2.0からV2.01になったそうです。

主な内容はVOX操作におけるバグフィックスだそうです。

SMH5-FMの方はまだ新しいファームウェアは来ていないようでs。

インカムだけではないですが、こうして機器の裏に「充電時間と稼働時間」を書いておくと充電する時間の目安になって便利です。


 

 

これから梅雨開けでかなり暑い日が続きそうです。

妻からは「酷暑期間中のタンデム休止願い」を申請されています。

まあこれだけ暑いと仕方ないかもしれませんね。

これからはソロツーリングの機会の方が増えそうな感じです。

 


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2014年4月23日 水曜日

SMH5のマルチペアリングを試してみた

先日の記事にも書きましたがセナのインカムのSMH5が、最新ファームウェアのアップデート(v2.0_jp)で「ユニバーサルインターコム機能」が出来る様になりました。

【関連記事】
   「いよいよSENAのSMH5(-FM)もユニバーサルインターコムに」の記事は、コチラ です。

 

これでセナ以外のメーカーのインカムとも接続出来る様になり、マスツーリングで会話出来る方が増えました。

でも実際にはペアリング設定をしなければいけないですし接続出来る台数にも制限があるので、いきなり参加したマスツーで誰とでもインカムで出来る訳ではないです。

いつも一緒に行く数人の仲間なら一回設定すればいいので使えますが、大勢だったり参加するメンバーが毎回変わるような場合には使いにくいでしょうね。

でもそれはセナ以外のメーカーの「ユニバーサルインターコム機能」でも同じことです。

 

ところでこの「ユニバーサルインターコム機能」は他社のインカムと「HFP(Hands-Free Profile)スマホなどで使われている」で接続しています。

 ※ ちなみにA2DP (Advanced Audio Distribution Profile)は音楽などステレオ音声を飛ばして聞く高音質なプロファイルです。

ネットで調べてみると実際につながった実績のあるインカムとしては、B+com/213EVO/44XやinterphoneF5、BT NEXTなどがあるようです。

 

ここで問題になるのは、前の記事でもブロ友のnakaさんからもご質問をいただいた、

>HFPと同様のプロファイルを使用して通信を行う為、HFPでつなぐ電話機能が犠牲になります。
>SMHの場合、マルチポイント接続で電話をつなぐことになります。
>SMHで電話機能を使いつつ、ユニバーサル機能を使用するには、電話でつかうスマホをマルチポイント接続します。」

という点です。

私が今まで使ってきた方法は、
・タンデムの妻とインカム同士をペアリング
・私はスマホとペアリングをして電話機能を利用
・妻はインカムにBluetooth機能のあるウォークマンをペアリングして音楽を聴く
でした。

マルチポイント接続、マルチペアリングというものを意識した事はありませんでした。

 

ここで「マルチポイント接続」について調べてみました。

マルチポイント接続とは、一つのHFPプロファイルを使用して同時に2台(複数ではなく2台)の機器とペアリングできる機能です。

マルチポイント接続機能を利用するとスマホとBluetooth機能のあるGPSナビを同時につなぎ音声案内を聞く事ができるようになります。

もちろん各プロファイルには優先順位があるので、インカムとナビ音声を同時に聞く事は出来ません。

インカム中にスマホの着信(HFP)があると通話の方が優先されます。

 


 

こちらは通常のインカム同士のペアリングの方法です。

わかりやすくするためにライダー側に相当するSMH5をヘルメットから外しています。



 

それでは次に実際の「マルチポイント接続」の接続の仕方を確認してみます。

最初に念のため、ペアリング設定をすべて解除し、工場出荷状態に初期化しておきます。



 

ここでは、SMH5にスマホとBluetooth機能のあるとのマルチペアリング

マルチペアリングとは、HFPを使用する2台の機器を同時に1台のSMHヘッドセットとBluetooth接続する機能のことです。
例えば、電話がHFPを使い、ナビもHFPを使うような場合でも、ナビとマルチペアリングすることにより、両方使えるようになります

「マルチポイント接続」方法

1.SMH5の電源オン。

 フォンボタンを5秒間押す。(音声アナウンス『電話ペアリング』が聞こえ、赤青ランプ点滅)

2.スマホのBluetooth画面からSMH5を検索してペアリングします。

 『ペアリングされました』



 

3.次にSMH5とナビのマルチペアリングを設定します。

 SMH5とスマホがペアリングされたままの状態で、SMH5のジョグダイアルを5秒間押します(『インターコムペアリング』、赤ランプ点滅)。

そしてすぐ(2秒以内)にフォンボタンを一回タップします(『マルチポイントペアリング』)。

4.ナビの電源を入れ、ペアリングモードに設定して、検索ボタンを押す。

 しばらくするとペアリング完了『ピッ! ペアリングされました ピッ!』『ピッ! 電話に接続されました』



 

私のバイク用ナビ「RM-XR430MC」はこの方法でうまくペアリング出来ました。

でもバイク用ナビで人気の高いユピテル製のMCN45iシリーズは、他社製ナビと異なりA2DPのステレオ音声再生用プロファイルを使っているので「マルチポイント接続」出来ないようです。

 

と、ここまでは問題なく進んだのですがこの先でトラブル発生です。

この状態で、SMH5のインカム同士で会話しようとしてもつながりません。

私のインカムからダイアルをタッチしても『インカムにつながりません』となってしまいます。

妻の方のインカムからタッチすると、私のインカムでは『携帯に着信がありました』となってやはりつながりません。

これではインカムの意味がありません。

 

初期化して何度かペアリングの順番を変えてやってみたり、タッチするボタンをアレコレ変えたり長押ししてもダメでした。

仕方がないのでファームウェアは最新のまま、従来どおり「インカム同士のペアリング」と「インカムとスマホのペアリング」だけで設定しました。

これは問題なくスマホでの通話やインカム会話も出来ました。

私の設定方法が悪いのかあるいは使い方に問題があるのか、何か対策があるのか、もう少し調べてみたいと思います。

 

上記のような問題はありますが、これとは別に今回のファームウェアのバージョンアップの目玉機能である「ユニバーサルインターカム機能」についても書いておきます。

「他社製インカムとのユニバーサルインターカムとのペアリング」方法

1.SMH5の電源オン(フォンボタンとジョグダイアルボタンを同時に1秒間押す)。

 SMH5の方からはユニバーサルインターコムペアリングのボタン操作(ジョグダイアルを8秒間押す)をします。

5秒経ったところで『インターコムペアリング』と聞こえ(赤ランプが点滅)、その3秒後に『ユニバーサルインターコムペアリング』と聞こえ、青ランプが点滅します。

2.他社製インカムの電源オン。

 他社製からは電話ペアリングのボタン操作をします。

3.これでペアリングが完了します。

4.SMH5から他社製インカムを呼び出す時はジョグダイアルを一度タップします。

5.他社製インカムから呼び出す時は電話のリダイアル機能を使って呼び出します。

今のところ、通常のインカムとスマホ、ナビとのマルチ設定もうまく出来ていない状況なので、他社インカムとの
ユニバーサルインターコムのテストはしばらくお預けです。

まだまだテストしたい内容はありますが、とりあえずここまで備忘録として記録しておきます。

 

 ※ 仲間やタンデムツーリングでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです

 


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2014年4月11日 金曜日

いよいよSENAのSMH5(-FM)もユニバーサルインターコムに

日本のサイトではまだ出ていないようですが、本国のサイトでもユーザー登録してあるのでチェックしたところ、ファームウェア2.0が4月6日にアップされていました。

 


 

これにより上位機種のSMH10に実装されたユニバーサルインターコム機能が、二ヶ月ほど遅れて私のSMH5とSMH5-FMにも装備されることになりました。

「ユニバーサルインターコム」とは、今まではそれぞれのメーカー毎の機種のインカムでしかペアリング・通話出来なかったものが、この機能のあるインカムなら他社のメーカーのインカムとも通話出来る様になるのです。

つまりSENAのSMHシリーズとB+COMや、interphoneのF5などともつながる事が出来ます。

これってマスツーリングに出かける機会が多いライダーの場合、わざわざ他の方が持っているインカムに合わせる為に購入する機種が制限される事がなくなるって事ですね。

 


 

今回のファームウェアにより改良された内容は、

Change made from version 1.3 to 2.0
•Universal Intercom™
•Advanced Noise Control™
•Sidetone
•Ultra HD Voice Recording™ for PRISM and Bluetooth Audio Pack
•Improved compatibility with Bluetooth GPS devices
•Minor bug fixes in intercom volume

(和訳)
• ユニバーサルインターコム
• ノイズコントロールの強化
• サイドトーン
• プリズムとブルートゥース・オーディオ・パックのための優れたHD音声録音
• ブルートゥースGPS装置との互換性向上
• インターコム・ボリュームのマイナーなバグ・フィックス

ユニバーサルインターコムは上に書いたとおりで、ノイズの削減もわかりますね。

サイドトーンとはよくわかりませんが、インカムでは自分の声のマイクが拾って聞こえることをサイドトーンと言うらしいので、それが減少するってことでしょうか。

次の「プリズムとブルートゥース・オーディオ・パック。。。」は全然わかりません。

GPS機器との互換性の向上やボリュームコントロールの向上は何となくうれしい改良でしょう。

 

実際にファームウェアを更新しました。


 

まだ日本語版はありませんので、アナウンスは英語に戻りました。

個人的にはこちらの方が好きです。


 

実際の使い勝手は明日のツーリングで確認します。

 

他社のインカムに比べてセナ製のインカムのいいところは、こういう風にファームウェアのバージョンアップで今までの機種を持っていたユーザーに対しても、単なるバグフィックスだけなく全く新しい機能の追加をしてくれるところですね。

もちろん通話音声がクリアな事や電池の持ちがいいところ、そして価格が安くコストパフォーマンスに優れているところも気に入っていることも大いに評価が高いポイントです。

 

【追記】

ユーザー登録しているセナの日本サイトからも、更新のお知らせが来ました。

日本版正規品のユーザーなら最新ファームウェアも日本語版をダウンロードしてアップグレード出来るようになりました。

クイックガイドによるとHFPの電話機能の設定の方法が変更になったようですね。

あとでもう一度設定を見直すことにしましょう。

 

【関連記事】
  「SMH5のマルチペアリングを試してみた」は、コチラ です。

 

 ※ 仲間やタンデムツーリングでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです

 


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2013年12月21日 土曜日

SENAのインカムSMH5とSMH5-FMに新機能が追加になっていた

ちょっとメーカーのサイトをチェックしていなかったら、知らないうちに私が使っているSENAのインカムに新機能が追加になっていたんですね。

SENAのインカムSMH5とSMH5-FM
 

SENAのインカムが気に入っている点は、抜群のコストパフォーマンスと音声のクリアのほかに、新機能が出るたびに新製品に買い換えさせるのではなく、従来から使っているユーザーの機器にファームウェアのアップグレードで対応してくれるという、その企業姿勢がいいです。

 

今回の改訂は、上位モデルにはすでにファームウェアのアップにより対応していた「スピードダイヤル機能」「ミュージックシェア機能」が、私も使っているSMH5とSMH5-FMにも追加になりました。

私も早速会員サイトから新しいSena Device Managerソフトをダウンロードしてインストール後、ファームウェアのアップデートをおこないました。

 

「スピードダイヤル機能」とは、あらかじめ本体に三カ所の電話番号を記録する事が出来るようになって、ダイアルを回してどの番号に掛けるか選べるようになるものです。

「スピードダイアル」というより「トリプルダイアル」の方がわかりやすいのでは。

登録のやり方は、パソコンにSMH5を接続して、インストールしたSena Device Managerソフトから電話番号を三カ所登録しておきます。

実際に電話を掛ける際には本体後ろのフォンボタンをダブルクリックして電話機能を起動、ジョグダイアルを回すごとに「最後に掛けた番号に掛け直し」「ダイアル1番」「ダイアル2番」「ダイアル3番」と切り替えて選択、フォンボタンで発信出来ます。

走りながらでも音声はとてもクリアで、言わなければ相手にはこちらがバイクで走っている事がわからないほどです。

 

もう一つの新機能「ミュージックシェア機能」は、二台のインカムで一つのミュージックプレーヤーの音源を共有して一緒に聞けるものです。

ただし通話と音楽を同時に聞く事は出来ませんので、会話か音楽かは切り替えになります。

 

もうこれだけの機能が増えたら十分ですね。

あとは上位機種や他の高価格のものとの違いは、複数台の同時通話や通達距離の違い、他社製品とのペアリングくらいですね。

これらの点についても、SENAのSMH5は同時通話は二台までですが登録自体は四台まで出来るので切り替えて使用する事は可能です。

到達距離についても公称400m(私が試した時にはここまでは届きませんでした)となっていますし、ウチのようにタンデムなら全く問題ありません。

これだけの機能がありながら、価格については二台セットのものが日本の正規代理店で購入しても27,000円と他社に比べてもかなり安いのが多いに魅力です。

海外からの平行輸入品だとさらに2万円ちょっとのものもあるようですが、ファームウェアのアップ対応、保証修理等を考えると数千円の違いなら安心出来る国内物の方がおすすめです。

 

最近は他社からもブルートゥースインカムがいろいろ発売されてきましたが、私は今のSMH5で十分満足しています。

もし将来買い換える事があっても、やはりSENAの製品を選ぶでしょうね。

 

 ※ 仲間やタンデムツーリングでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです

 


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2013年6月30日 日曜日

北海道ツーリングの準備状況

北海道ツーリングまでカウントダウンが始まりました。

来週の今頃は、道東エリアを走っていることでしょう。

少し前からルートの最終確認をやっています。

2013北海道ツーリング準備

■アクセルサポート

スロットルアシストとも言われる事もある製品です。

グリップを握らなくても手の平を軽く添えるだけでアクセルを一定に保てるので便利です。

純正のゴムだけのグリップの時はつけていたのですが、グリップを交換してからははずしたままにしていました。

今回は長時間、長期間のツーリングになるのでまたつけてみようと思いました。

純正よりデコボコもありプラ部分もあるのでちゃんと付くか心配でしたが、問題なく装着出来ました。

この方が右手が楽になるでしょうね。

2013北海道ツーリング準備

■GPSロガー

走行中のルートをすべて記録してくれるGPSロガーですが、走っている間はツアーパックの中の隅にベルクロで固定しておきます。

プラスチックのケース越しでも電波をちゃんと受信してくれるので、この場所がいつもの定位置になっています。

バイクから離れ、知床観光船に乗る時や知床五湖を散策する時は取り外してポケットに入れておきます。

ポケットに入れておくと中で揺れて電波の受信状態が安定しないのと誤差が生じるので走行中は固定しておいた方がより正確なデータが取れると経験的に、思っています。

2013北海道ツーリング準備

持っていく荷物の準備のほうも少しずつ始めています。

全行程6日間、北海道走行は4日間で、宿泊はすべてホテルや宿なのでキャンプ用品は持っていきません。

バイク1台のタンデムで、二人分のキャンプ用品まで満載するのは難しいでしょうね。

■ウェア

3シーズン用をベースに、上着の冬用インナーとアンダーパンツのヒートテックで対応。

私の方は昨年同様パンティングのレザージャケットです。

行き帰りの新潟から自宅までの関越道以外、それほど暑く感じることはなかったので、道北より少し気温の低い道東ならこれでいいでしょう。

2013北海道ツーリング準備

パンツの方はライディング用のジーンズに、先日購入したレザーレッグガードを左右の足に巻いていきます。

着替えについては、走行時は薄手と中厚の長袖、それにフェリーや宿でくつろぐためのTシャツと半そで。

それに昨年持っていかなくて困った短パンも忘れずに。

それから必要なのがサンダルですね。

ライディングシューズは夏用のメッシュタイプの方が観光で歩く時には便利なのですが、高速道路の走行も長くまた雨に降られた時の事を考えて革製のブーツを履いていきます。

そうなると、フェリーの中や宿でゆったりする時のために簡単なものでいいのでサンダルは必需品です。

2013北海道ツーリング準備

■エアーバッグベスト

これもヘルメット同様に安全装備の一つとして最重要アイテムです。

正直言って、これを着てバイクに乗るのは特に夏場のタンデムだと面倒だし暑苦しいですが、自分と妻の身の安全のことを考えると当然の装備だと思います。

昨年の北海道ツーリングでも、全行程ずっと着用したままで過ごしました。

慣れてしまえば反対に来ていない時の方がなんとなく不安に感じるようになります。

着ている人はそう多くはないですし、特にハーレー乗りでコレを着ている人をほとんど見た事がないですが、ウチはウチの考えに従って装着しています。

上の写真のウェアの左側にあるのが、二人分のエアーバッグベストです。

■レインウェア

昨年は雨らしい雨には降られませんでしたが、今年も6日間通して全く雨に降られないという保障もないですし、霧の時や寒い時の防寒具としても役立ちますのでレインウェアは必需品です。

というよりウチの場合は、普通の日帰りツーリングでもサドルバッグに常備しています。

二人分のレインウェア、雨用手袋+滑り止め付き軍手、ブーツカバー、サドルバッグカバーまで持っていくと大容量のハーレーのサドルバッグでも片側はあとは携帯用の薄手のボディカバーを入れれば一杯になってしまいます。

■携帯工具や予備パーツ

関東圏や市街地から近くの場所のツーリングと違って、携帯が通じなかったり助けを求めるクルマがほとんど通らないような事も想定されるので、最低限の工具と予備パーツを持っていきます。

工具類はあれもこれもと欲張りすぎるとキリがないので自分で使える範囲にします。

予備パーツは、リアディスクブレーキパッド、フロントライトのバルブ、プラグなどです。

パンクに対しては、チューブ入りタイヤなのでクルマと同じチューブレス用のパンク修理キットは使えません。

そのためにあらかじめパンクになってもすぐにぺちゃんこにならず数kmは動けるようなダンロップの純正タイヤをあえて選んでいます。

グリップの良い他社タイヤはサイドウォールがここまで硬くないのでパンクがコワいので選べませんでした。

その上で、パンク防止剤をチューブに注入してあり、念のためにタイヤパンドーも入れてあります。

両方を使うのは好ましくないですが、エアーの補充用として割り切っています。

■デジタルグッズ

年々ツーリングに持っていくデジタルグッズが増えているような気がします。

2013北海道ツーリング準備

・今回もまずはデジカメ関係では、コンパクトデジカメ二台(私と妻が常時首から提げている)と高望遠ネオ一眼デジカメ(これは走行中はツアーパックに入れておきます)。

・スマホは私と妻が一台ずつ。

インカムとペアリングしてあるので走行中でも掛かって来た電話にハンズフリーで出て通話が可能です。

・インカムが二台、タンデム走行時には必需品ですね。

今回はFMも聞けるSMH5-FMは持って行かず、少しでも使用時間の長いSMH5を二台、ヘルメットに装着します。

・続いて動画撮影機材ですが、まずはGoPro HERO2 です。

もうこの機種は販売が終了してしまい、市場にはHERO3だけになってしまったようですが、昨年の北海道ツーリング総集編の動画を見ていただければわかると思いますが、まだまだ十分現役で活躍してくれます。

それにHERO3よりバッテリーの持ちがいいのが気に入って、買い換える気になれません。

もう一台のビデオユニットは、フロントウインカー横に取り付けるマイクロビデオです。

画質はGoProに比べるまでもないですが、小さいですし操作が簡単なのでサブカメラとして使います。

・GPSロガーは二台、GT-600の方は走行中にメインで使います。

3秒おきにデータを取得するように設定しています。

もう一台のGT-800Proの方はフェリーの移動をメインにデータ収集します。

さらに走行中は予備データ取得を行います。

この二台を連携して使う事で、自宅からフェリー、北海道走行のすべてを網羅する事が出来ます。

・バイク用ナビはRM-XR430MCです。

昨年の北海道ツーリングの少し前に購入しました。

ツーリングの計画の際に寄りたいポイント、通過ポイントを専用ソフトでパソコンと連携させて入力、文字編集出来るのでとても便利です。

・あとはNexus7です。

昨年は小型のノートパソコンを持っていきましたが、ホテルでデータを編集して毎日速報をアップするつもりでしたがうまく出来ませんでした。

その割にACアダプターまで含めると大きくて重いので今年は持って行きません。

その代わりに7インチタブレットのNexus7を持っていって、スマホのブルートゥース経由でテザリングして更新出来るかチャレンジしたいですね。

10インチタブレットのdtabの方が画面が大きいので編集も楽かとも思ったのですが、大きいのは邪魔になりそうなので今回は7インチタブレットです。

・画面右のほうには、妻が走行中にブルーツゥースで聞くWalkmanとフェリーの中の暇つぶし用にニンテンドーDSがあります。

・ほかには写真には載っていませんが、ハーレーのインナーフェアリングに埋め込んだ車用のGPSレーダー探知機があります。

昨年は一箇所もレーダーの取り締まりに遭いませんでしたが、今年はより取り締まりが厳しいと言われているのできっと役立ってくれるでしょう。

もともと北海道に行っても他の車やバイクのように飛ばす事はないのですが、それでも用心のために装備しています。

GPSの取り締まりポイントのデータはもちろん最新版に更新しています。

そして、デジタル機器が増えるのに伴って、それぞれの充電用のアダプターが必要になってきます。

これがまた種類と数が多いのが困りモノです。

フェリーも個室ですし、宿泊場所にもコンセントがあるので毎日充電生活になりそうです。

2013北海道ツーリング準備

■ポーチ

お泊りツーリングであって便利なのが各種ポーチです。

2013北海道ツーリング準備

右の水色のワンショルダーは、観光する際にデジカメや三脚、カーディガンなど入れるのに重宝します。

ちなみにコレ、だいぶ前に飛行機&レンタカーで北海道を回った際に、ANAでもらったものです。

北海道に里帰りですね。

真ん中の黒いのは、ナイロン製の巾着で黄緑色の取っ手で手提げにも、左右のヒモでナップサックにもなる100円グッズです。

ビールやつまみなどの買出しにも便利です。

左の二枚のビニールの袋は、濡れたレインウェアが乾くまえにこの中に入れ、キャリア上のシートバッグの中に入れて濡れないようにするためのものです。

二人分、二セット用意しました。

■荷物の積載

これらすべての荷物をバイクに積むとなると結構な量になります。

積載方法も考えなしに行うと運転にも影響が出ます。

バイクのパッキングの基本は、
 ・バイクの揺れにも大丈夫なようにしっかり固定する
 ・急な雨にも対応出来るようば防水対策
 ・重たいものは出来るだけ下にして、軽いものを上にする
 ・すぐ取り出せるものと、宿に着いた時に出せばいいもの
  急な雨にもさっと出せるように
こんなところでしょうか。

バイクパッキングは、何も情報がなかった35年前の野宿日本一周ツーリングの時に、自分で困ったことへの対処で自然に覚えたことばかりです。

実際の私のハーレーへのパッキングは、
 ・右のサドルバッグには、二人分のレインウェア、レイン手袋、ブーツカバー、宿に着いた時に使うボディカバーが入っています。
 ・左のサドルバッグには、重量のある携帯用工具一式、スペアパーツ、パンク修理剤、それにサンダルなどが入っています。
 ・上のキングツアーパックの中にはバッグに積めた着替え類が入っています。
  これはツーリングの途中で使った着替えやお土産などをまとめてバッグごと、自宅に送ってしまいます。

2013北海道ツーリング準備

 ・ツアーパックの上のラックには、バイク用シートバッグをベルトで固定しています。
  この中にはフェリーに乗り込んだ時に使う薄手の着替えやデジタル機器などを入れています。
  雨対策には専用の防水カバーを使い、雨がひどい時には防水のしっかりしたツアーパックの中に非難させます。

2013北海道ツーリング準備

こんな感じで一とおりの準備が整いました。

これだけ積むとかなりの重量になりました。

元もとのハーレーの重量が349kg、それにカウルやツアーパック、エンジンガードなどで30kg増の380kgになっています。

その上にツーリング用のバッグがそれぞれ10kg程度、そのほかこまごましたものを含めて25kg増になり、合計で405kg以上にはなっていると思います。

ハーレーのウルトラやホンダのゴールドウイングの重さに近づいています。

それに私と妻まで合わせると総重量は0.55トン!

支えるだけで精一杯かも。。。ハハハ(笑;

あとは出かける前日にすべての機器の充電を忘れずにする事ですね。

 

 ※ 走行ルートを記録するなら「GPSロガー」がお勧めです。
 ※ バイクでの走行動画なら「GoPro HD HERO」がお勧めです
 ※ 仲間やタンデムツーリングでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです

   

 


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2013年5月11日 土曜日

SMH5のガイダンスが日本語化

毎回のツーリングには欠かせないSENAのブルートゥースインカムSMH5ですが、ファームウェアのバージョンアップが来ていました。

SenaBluetoothManagerのソフトの最新版は会員サイトからダウンロードするので、正規品でない場合には利用出来ません。

今回のファームウェアは、海外サイトには無く日本限定仕様のようで、表示も日本語になっています。

ファームウェアのバージョンは1.2.2ですので早速アップデートしてみました。

SMH5のファームウェア
 

リリースノートによると、

SMH5 Firmware Version 1.2.2 Release Notes
April 23, 2013 CHANGES
=======
– Multi-language voice prompts(多言語音声プロンプト)
– Improved compatibility with GPS devices (GPSデバイスとの互換性の向上)
– Minor bug fixes in HFP connection (HFP接続でマイナーなバグの修正)

一番変わったのが、インカムを操作した時の言葉が、英語から日本語になったことです。

今までだと「Hellow」「Good-bye」「Factory reset」などが、すべて「こんにちは」「さようなら」などという女性の声になっていました。

接続に関しても安定性の向上が図られているようです。

先日の川幅うどんツーリングでは、アップデートしたこのバージョンのファームウェアで通話していましたが、途切れることは一度もありませんでした。

 

もう一台のFMが聴ける「SENA SMH5-FM」の方も、ファームウェアのバージョンを1.2.2にしました。

こちらの方は案内ガイダンスは英語のままで日本語を選ぶ事は出来ません。

でもFM放送のプリセットをパソコン上の管理画面で出来るのは便利です。

SenaBluetoothManagerを起動して「FM放送」タブで、割り当てる番号のところに周波数を入力して保存するだけです。

好きな順番に放送局を割り当てる事も出来ますし、地方局や室内で設定しているためにスキャンしても聞こえない局も設定する事も出来ます。

ファームウェアのバージョンアップが終了したら、もう一度関連機器とのペアリングをやり直しておいた方が安全です。

以前、SENAのスタッフさんにお伺いした正しいやり方(?)を書いておきます。

・すべてのSMH5をそれぞれ工場出荷状態に初期化しておく。

・ファームウェアを.2.2にバージョンアップする。

・ファームウェアのバージョンアップした後で表示されるコントロールパネルで、VOX機能をOFFにしておく。

・再度、SMH5を工場出荷状態に初期化する。

・インカム同士のペアリング実施する。

・スマートフォン側に残っている以前のバージョン番号のファーウェア情報を削除する。

 その後、SMH5とスマホをHFPモードでペアリング実施する。

・バイクナビのペアリング情報を削除しておく。

 その後、SMH5とナビのペアリング実施する。

この手順を踏まなくてもうまくペアリング出来ている方はそのままでもいいと思いますが、もしファームウェアをバージョンアップしてから接続が途切れたり、うまくナビ音声が聞こえない、スマホと連携出来ないという方は、回りくどいようですがこの順番で設定しなおしてみてはいかがでしょうか。

  

 

 ※ 仲間やタンデムツーリングでの会話なら高音質の「SENAインカム」がお勧めです

 


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2013年3月20日 水曜日

東京モーターサイクルショーでプレゼンします(開始時刻の変更/再変更)

今週末、22日(金)、23日(土)、24日(日)は国際展示場(ビッグサイト)で第40回東京モーターサイクルショーが開催されますね。

東京に先立ち、1週間前に開催された第29回大阪モーターサイクルショーは、入場者が前年の2割増しの約4万9千人を越えたそうですね。

私も天候が悪かった昨年は電車で行きましたが、その前はバイクに乗って見学に行ってきました。

今年は雨は降りそうもないので、ハーレーで会場に向かう予定です。

ところが私にとって今年の東京モーターサイクルショーはちょっと違った意味を持っています。

なんと、あろうことかこの私「メカ好きおじさん」がモーターサイクルショーの中でお客さんを前に「プレゼン」をやってしまうのです!

ブースは、ブルートゥースインカムでお馴染みのSENAの「セナブルートゥース ジャパン」さんです。

といっても別に私はセナの社員でも関係者でもありません。

SENAさんのWEBサイトにあるブログでは、もうこの件について記事が掲載されていましたね。

http://senabluetooth.jp/smhblog/

senablog2013

smh5sm10

きっかけは、ちょうど一年前ブルートゥースのインカムを探していた時に、私が求めていた希望条件にぴったりあったインカムがSENAから発売されると聞き、昨年の東京モーターサイクルショーに発売前の製品が展示されているの見て、さらにスタッフさんに色々使い勝手を聞いて購入を決定したものです。

発売前にネットで予約を入れ、国内販売と同時に手に入れ、その後のツーリングでは毎回欠かさず便利に使ってきました。

購入から設定、使い勝手についてもこのブログで記事にも書いていました。

その後、昨年秋にSENAから、タンデム用に二人で同時にブルートゥース対応でない音楽プレーヤーやナビなどの機器をつないで使えるトランスミッター、SM10が新発売されるに伴い、モニターレポートを募集されていたのに応募、めでたく選んでいただきSENAさんのブログや私のブログに記事を掲載していました。

そんな関係から、少し前にSENAさんの方からメールをいただき、東京モーターサイクルショーに出展されるSENAさんのブースで、一般ユーザーからの使用レポート、感想を話してほしいとの事で、今回の私のプレゼンが決まりました。

あまり人前で話すのは得意という訳ではないのですが、「ブログと同じ内容をお話しいただければ結構です」というSENAスタッフさんのご意見に基づき、パワーポイントでプレゼン資料も用意して、それなりに自分の中で盛り上がっています。

私がプレゼンをするのは、23日の土曜日、午後3時から15分程度の予定です。

【開始時刻の変更】
セナさんの都合により、プレゼンの開始時刻が変更になりました。

(変更前)午後3時から → (変更後)午後2時から

急な変更ですが、よろしくお願いします。

【再変更のお知らせ】

また、開始時刻が変更になったそうです。

やはり 午後3時から の開始です。

再変更でご迷惑をおかけしました。

当日、聞いてくださる方が誰もいないとちょっと寂しいですね。

もっとも大勢の方が来られても緊張してアガってしまいそうです(笑;

もし土曜日に東京モーターサイクルショーに来られる方、ブログでしかお話したことの無い方で、3時頃ちょっとヒマが出来たらブルートゥースインカムのSENAに立ち寄ってみていただければうれしいですね。

それでは当日、お会い出来るのを楽しみにしています。


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プロフィール


プロフィール写真
メカ好きおじさん
・1978年に原付、中型二輪取得
・CB50で東北一周ソロで野宿旅
・250ccで四国・九州3週間5万円の野宿旅
・40都道府県制覇
・XL250オフ後、再度オンロードに戻る
・KAWASKI2ストを最後に一度バイクを降りる
・16年のブランク後リターン
・50歳で大型二輪免許取得
・ハーレーFLSTCに奥さんとタンデム中
・2012年から北海道タンデムツーリング7回


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