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2020年8月12日 水曜日

夏のツーリング用に買ったメッシュシートカバーがメッチャ良かった

気温40度とかありえない日々が続きますね。
これだけ暑いとライダーもバテますが、後ろのタンデム奥さんもなかなかバイクに乗ってくれません。

少しでも涼しくなってほしいのでこんなものを買ってみました。

ジャジャーン!
コミネの3D AIR Mesh Seat Coverです。

二重のメッシュ状になったシートの上に敷くもので、間に風が通るので直にシートに座るより快適になるというものです。

厚みは8mmほどありますが、

ぐっと押し付けると2mmくらいになります。
それでも少しは隙間があるので風通しはありそうです。
サイズは何種類かありましたが、ハーレーのタンデムシートに合いそうなLサイズのものを注文しました。

まずは普段のタンデムシートの上にかぶせてみました。
固定方法はマジックテープのベルトで締めるだけです。 これだけでもずれることなくちゃんと留まっていました。
いつものタンデムシートはノーマルのシートの上に自作の硬いのと柔らかいスポンジ、それに低反発クッションを載せそれを手作りのシートカバーで覆っています。 そしてさらにその上にゲル状のシートクッションを載せています。

この状態で一度タンデムで出かけてきました。

奥さんの感想は、「お尻が水につかっているみたい。 風が通るというのは感じられないけど明らかにシートに直に座っているよりスッキリしている、 いいかん感じ」だそうです。
ネットの感想では「デコボコ感がある」「シートがずれる」というのもありましたが、奥さんはそう感じなかったようです。

そして次にゲル状のクッションを外してみました。
この状態だと少しひんやり感が少なくなったようです。 ゲル状シートのデコボコのおかげで隙間ができやすくなって風通しもよくなったのかもしれません。

いずれにしても夏のツーリングではこの3D AIR Mesh Seat Coverを付けてタンデムツーリングに行こうと思います。


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2019年11月21日 木曜日

改造タンデムシートのさらなる改良と他にも

ウチのハーレーFLSTCヘリテイジ・ソフテイルには、タンデムの奥さんでも乗りやすいような大きなリアシートが標準で付いています。

それでも以前は年間30回以上タンデムで乗ったり、長距離長時間のツーリングだとやはりお尻が痛くなるということでこんな形に変えています。

実はコレ、すべてを自作したものではなく、ノーマルのシートの上に様々な硬さのスポンジを組み合わせて載せています。
下の方は硬めのもので形と高さを整え、上の方はクッション性の高い柔らかめのものにさらに低反発素材のシートを組み合わせて疲労しにくいように工夫しています。

形はノーマルシートに沿わすようにしながらサイドの部分には角で内股が痛くならないようにスポンジを足しています。

この嵩上げしたスポンジの形と大きさに合わせてシートカバーの型紙をつくり縫い合わせ、サイドにノーマルに無かったスタッズを打ってライダーシートとの一体化をはかっています。
通常シートカバーの固定はシートのベースにガンタッカーのようなもので針留めしますが、このFLSTCのシートではベースの左右から出ている丸く円柱状のものに差し込んでいますので、私が使ったカバーもこの棒を活用して脱着可能なようにしています。

今回、奥さんからの要望は「乗り心地はいいのだけれど、座っていると段々前の方にズレてきてしまう。 出来れば前の方を少し高くして欲しい」との事でした。

そのため、まずは前部に硬いスポンジで高さを上げます。

その上に柔らかいスポンジを重ね両面テープで固定します。

これはまだ載せて様子を見ているところで、実際にはサイドまでなめらかにつながるように固定しました。

これにカバーを被せてます。
バイクに乗せる前に室内で何度か試しに乗ってもらって高さと形をチェックしてもらいます。

実際にバイクに乗せたところです。

横から見るとこれだけ高くしてみました。

タンデムシートの改良は以上ですが、ほかにも少しだけ作業しました。

リアに乗せたBOX、キングツアーパックの中には12Vの電源ソケットを装備しています。
使いみちとしては、北海道ツーリングなど泊まりがけの長期間のツーリングの際に、電源がなくなってしまったインカムやデジカメなどを走りながら充電出来るようにしています。

ただ振動の多いバイクだと、USBのシガレットアダプターをソケットにただ差し込んだだけでは抜けてしまうこともあります。
そこでマジックテープで抜けないように固定しました。

そしてもう一点、ツアーパック内に設置したGPSロガーロガーです。
ツーリングに行った際に、走ったルートを記録して、撮影したデジカメの写真がどこの場所かわかるようにするためにGPSロガーを載せているのですがこれもやはり振動で動いてしまいます。
そこでここにもマジックテープを使います。

これで振動の影響を受けなくなりました。



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2018年5月22日 火曜日

北海道ツーリングに向けて、タンデムシートの改良版のテストを兼ねて小田原城へ

昨年夏にメーカーさんかたテストを依頼されて使ってみた、シートの振動軽減の為の「防振セルバッグス」ですが、ハーレーヘリテイジのライダーシートはくら型になっていて、本国アメリカでももともと長距離長時間乗っても疲れにくい構造なので効果がはっきりとはわかりにくかったのでした。

 ※その時の記事「シートの振動軽減の為の防振セルバッグスを試してみた」は、こちらです。

今回、北海道ツーリングに行くにあたってタンデムシートに乗せてみて、妻が少しでもおしりが痛くなくなればいいなと思ってテストしてみました。
短い距離、下道でのんびり走ってもわかりにくいので、せっかく天気もいいことなのでちょっと足を伸ばして小田原まで出かけてきました。

昔、横浜に住んでいた頃は東名高速や国道246号線で近かったので小田原や箱根などは行きやすかったのですが、こちらに越して来てからはなかなか行く機会がありませんでした。
でも圏央道が東名高速とつながり、小田原厚木道路や西湘バイパスに行きやすくなったので久しぶりに行ってみるか!という気分にさせてくれました。
小田原厚木道路も、他の高速道路と同じく2005年4月の改正道路交通法によりバイクでの二人乗りが可能になっています。

ところで現在「ニ輪車向けのお得なETC割引プラン」というのをやっていますが、実際に私が使いたい、エリア外に住んでいいて適用範囲内のルートでこれを使っても使わなくても変わらない、あるいはかえって高くなってしまうことがわかりました。
本来なら二輪車の高速道路料金を普通自動車の7割である軽自動車と同じでなく、さらに安くしてほしいところですがこんな小手先の割引(しかも利用方法がカンタンでなくメンドウ)で誤魔化されるのもどうかと思います。
https://www.go-etc.jp/deal/freepass_motorcycle/index.html

さてタンデムシートに「防振セルバッグス」のベルトをセットしてツーリングに出発です。
暑くなってきたこの時期では、高速道路で走りながらでも水分補給が出来る自作のボトルホルダーが活躍します。


 

圏央道を南下、八王子JCTを過ぎるまでは特に仕事のクルマが多かったですね。
とりあえず厚木PAで一旦休憩しましたが、平日でも天気がいいので今日はバイクもたくさん見かけました。


 


 

この道が出来たおかげでずいぶんと便利になりました。


 

圏央道を走っていても富士山の上の方だけ見えていましたが、小田原厚木道路に入るとさらにふもとの方まで姿を見る事ができました。
いつもは中央道から富士山を見ることが多いので山梨側からのビューですが、これは神奈川側からですね。
雪もだいぶ少なくなってきているようです。


 

小田原市内に入ると小田原城、城址公園は割と近いですね。
事前にネットで調べておいたバイク用の駐車場を目指しました。
その場所は地図の下の赤丸のところ「観光バス駐車場」の一角にバイクを停める事ができるのです。
小田原城内には普通自動車を停める場所はないので周辺の有料駐車場を利用することになりますが、バイクは近い場所があってよかったです。
実際に小田原城の見学エリアは地図上で青い四角で囲った場所ですのでここからなら効率よく回れます。


 

交差点からは入るには入り口にロープが張ってありますが、係のおじさんが出てきて外してくれますが、少し先の柵の間からハーレーでも入る事が出来ました。
停めた場所は青い丸のところで、


 

こんな感じに停められます。
ここなら無人駐車場ではなく係員がいるのでバイクのいたずらとかにも安心です。


 

すぐ脇の建物の中に駐車場のチケット販売機があります(バイクは一日200円)


 

小田原周辺で他にバイクを停める場所といえば、上の地図でピンクの丸で示した「小田原駅東口駐車場のバイク専用」場所がありますが、こちらは小田原城址公園から少し離れています。


 

リュックに水筒を入れて早速小田原城を見学します。

小田原城は2015年7月から天守閣の「平成の大改修」の後、2016年の5月から公開されています。
私が以前訪れたのはもう25年以上昔なのでずいぶん変わっていました。
まずは「馬屋曲輪(うまやくるわ)」から「住吉橋」で外堀を渡って城内に入って行きます。
橋の欄干も新しくなっていてはじめから気持ちがいいですね。


 

そして次にくぐるのが「銅門(あかがねもん)」です。
「渡櫓門(わたりやぐらもん)」には名前の通りの銅板の装飾が施されています。


 

空を見上げると太陽の回りにうっすらと虹色の光の輪「ハロ」が出現していました。


 

先に進むと「小田原城歴史見聞館」なる建物が見えてきました。
せっかく来たのですから中に入ってみることにしました。
チケットは天守閣を含めた三施設で使える券(700円)にしました。


 

中には模型や映像で小田原城の歴史をざっくりと学ぶ事ができました。
小田原城だけでなく、小田原の町の昔も少しだけ知ることができました。


 

建物を出るとまっかな橋があります。
「常盤木門(ときわぎもん)」に通じる場所です。


 

これが「常盤木門」です。
本丸の正門にあたり、天守閣を守る重要な防御拠点であったために頑丈に作られています。


 

門をくぐると広大な「本丸広場」になりますが、その一角には小さな猿山もある「猿の檻があります」
以前は「小田原動物園」としてもっと多種の動物たちがいましたが、今はこの猿だけになったようです。
小田原城を攻め落とした豊臣秀吉(さる)も今は檻の中、ですかね。


 

先程の三館チケットではこちらの「SAMURAI館」も見学出来ます。
(左手のNINJYAの顔出し看板、やってしまった!)


 

こちらはインバウンドの方々が喜びそうな甲冑や刀の展示のほか、


 

今風のイケメンに描かれた北条氏の方々。


 

さらに奥には現代風のプロジェクションマッピングもありました。
かなりキレイでしたね。


 

いよいよ本丸に攻め込みましょう。
青空に真っ白な天守閣が映えますね。
松の木もいい感じです。


 

天守閣に入る急な階段を登っていく途中で汽笛にびっくり。
横にあるこども遊園地の蒸気機関車でした。


 

天守閣の中は昔とは大違いにキレイになっていました。
展示もかなり考えられていました。


 

オモシロかったのがこちらの顔出し。


 

実はコレ、平らな板ではなく半立体になっていました。
ミイラの棺桶の上半分みたいです。


 

天守閣の中は階段のみでエレベーターなどはなく、バリアフリーとはなっていないようでした。


 

最上階に上がると周囲の見晴らしは最高です。
海側では真鶴半島や大島が望めます。


 

本丸広場では幼稚園児たちが行進中です。


 

このようなARポイントもあって楽しめます。


 

東側の海側では肉眼ではわかりにくいですが、写真で撮ると遠くに江ノ島と灯台、そして三浦半島が見えました。


 

あちらには小田原の駅が見えます。
そんなに遠くはないようなので後で行ってみましょう。


 

新幹線も通っていましたが、近くには小田急ロマンスカーが走っていましたので、ジオラマ風にしてみました。
撮影時にデジカメでジオラマ風に撮ればよかったのですが普通の写真だったのでフォトショで加工しました。


 

ところで、各地のお城に出向いて天守閣に登った時は、なんとなく「天下をとったどぉ!」という気持ちになるのですが、どうも小田原城ではそれが少し弱かったです。
というのも周囲にはこの天守閣と同じかさらに高い土地があってなんとなく「周囲を見下ろす」「城下町を上から収める」という気持ちに慣れなかったからだでしょうか。

天守閣の周囲360度を堪能しましたので建物の中に戻ると大改修の柱を見ることが出来ます。


 

一階まで降りてきて興味深かったのがコチラです。
小田原城にどこの国、日本なら地域から来られたかを、自分でシールで貼って示した地図です。
これをみると世界各国いろんなところから来ているな、どこのエリアからが多いのかがわかってオモシロイし、お客さん参加型でいいですね。


 

小田原城を一通り見学し終わったので、駅の方に向かってみました。
道路に設置されているマンホールのフタも、ご当地性が出てみていて楽しいです。


 

天守閣が小さく見えますが、この入口のところに昔はバイクの駐輪場もあったようですが今では発掘場所になっているようでした。


 

小田原駅はずいぶんとモダンな駅なんですね。
町もかなり賑わっていました。


 

駅のコンコースの中には大きな「小田原提灯」が吊り下げられていました。
それよりなにより人の多さにびっくりです。
普段、渋谷や新宿、池袋といった駅の人には慣れていますが、ここ小田原も多いですね。
観光客もこんなに来ているなんて、、、おっと私もルートは違いますが「観光目的」でした。


 

そろそろお腹も空いてきたので少し歩いてお昼のお店を探しました。
やっぱり海沿いに来たら海鮮でしょう。
こちらは三色丼。


 

そしてゴマダレのカンパチ丼
どちらも新鮮で肉厚の刺し身で満足!


 

街なかを散策しながら城址公園の駐車場に戻ってきました。


 

せっかく来たので海の近くに行きたかったのですが、小田原周辺は海水浴場はなく、海沿いの道は西湘バイパスなのでなかなか海には近づけませんね。


 

小田原周辺の町はいろんなトコロに「提灯」をモチーフにしたものがありました。
コレは消防署に設置されている「出動」を示す照明。


 

街なかの街路灯も提灯でした。


 

帰りも圏央道の厚木PAで休憩しましたが、いやいやバイクがたくさん来ていて驚きました。


 

最後にソフトクリームでクールダウンしようと思いましたが、買ったのは桔梗信玄クレープとアイスコーヒーです。


 

いつも秩父、奥多摩方面ばかりでしたがたまにはコチラもいいですね。
北海道ツーリング前の遠出でしょうか。

そうそう、タンデムシートに設置した「防振セルバッグス」ですが、奥さんの感想です。
座った直後は厚みもあり数センチだけ高くなって見晴らしがよくなったようですが、これはすぐに慣れてしまったそんなに感じなかったそうです。
一番重要な乗り心地ですが、今までもノーマルシートの上と横に硬質・軟質のスポンジや低反発素材で嵩上げしてありましたが、それ以上に乗り味はいいみたいです。
コレくらいの時間のライディングでもお尻の痛いのが軽減されているようなので「北海道ツーリングもこのままで行きたい」との事でした。
効果があってよかったですね。


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2017年4月11日 火曜日

自作のタンデムシートを少し改良してみたけれど

ハーレーFLSTCにはツーリングモデル以外では珍しく、二人乗りしやすいように広めのタンデムシートが装備されています。


 

それでも長時間乗っていても疲れないようにとかなり以前から何度かこのタンデムシートを自分で改良しています。

 

一番最初に作ったのがコチラのスタイルです。


 

これはノーマルのタンデムシートの上に低反発クッションを縛り付け、


 

その上にレザーシートでカバーを作って覆っています。

 

そして今使っているのがコレです。


 


 

これは改良版四作目で、低反発だけでなく硬さの違うクッションを四層重ねています。


 

そしてサイドにもクッションを追加しています。


 

 

最近になってタンデムシートの妻がツーリング系のウルトラのシートに座ってみてとても座り心地がいいと感想を言っていました。


 


 

 

今のシートより少しだけ幅広にしてみれば改善できるでしょうか。

最初にシート上に載せる板を買って試してみましたがシート前方カーブをうまく処理できませんでした。

実際に試しに広いシート状のものに座ってみましたがあまり良くないようです。

結局今のシートを幅広になるように改良することにしました。

一度分解してみます。


 

サイドにクッションを追加します。


 

うまく馴染むようにエッジを削ります。


 

より滑らかにする場合にスポンジを削るにはチーズおろしを使うとうまくいきます。


 

こんな感じにしました。


 

これをサイドに取り付けレザーカバーでくるみます。

以前のバージョンでは縫い目にパイピングを付けてみましたが座った感じでは多少硬さがあってよくなかったようなので今は外しています。


 

既存のシートベースを使っていますが、このハーレーの場合は周囲を留めるのにガンタッカーなどの大きなステープラーを使わずにフックに引っ掛けているので脱着がカンタンに出来ます。


 

これで出来上がりです。


 


 

 

実際にタンデムツーリングでつかってみました。

でも妻の感想は「今までと変わらないみたい」でした。


 

もっと幅広にするか、上面をフラットにしないとわからないようですね。

でもそれならノーマルのままでもいいのか、、、、アワワ!?(笑;


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2014年12月10日 水曜日

こういうカスタムしたらヘリテイジがウルトラになった

最初に私がハーレーを購入する時には、「ハーレーといえば大きなカウリングの付いてるヤツ(ウルトラ)とか、昔から知っているローライダー」というイメージしかありませんでした。

でも実際に自分で購入して、わがやの駐車場に出し入れすることを考えるとウルトラでは重すぎる(400kg)から無理そうだし、ローライダーだと妻とのタンデムが年間かなりの回数になりそうなのでタンデムシートが小型でシーシーバーの無いと辛そうなのでこちらも却下となりました。

そんな中でクリアだけど大きなウインドシールドがあってサドルバッグやシーシーバーが付いているヘリテイジなら条件にぴったりだという事でこの車種に一目惚れ、即日契約で購入決定しました。

それからしばらくノーマルのままで乗っていましたが、ツーリング時にタンデムを重ねるごとに徐々にさらに改良したくなってきました。

最初に手を入れたのはタンデム用の手作りシートやステップボードなどですが、それから大物のやっこカウルやツアーパックなどを載せているうちに、気がついたら「なんちゃってウルトラ風ヘリテイジ」になっていました。

以前にも私のヘリテイジのカスタム一覧を書いたことがありましたが、その後追加した部分もあるのでここでもう一度、総棚ざらいでまとめてみました。


 


 

 

※ ホンモノのウルトラとの比較写真です。
     ↓ クリックで拡大します
FLSTC_vs_FLHTK

 

それぞれの記事には、購入の経緯や具体的な取り付け方法、組み立て方などを写真と詳細な説明で解説しています。

 

1.やっこカウル(ファントムフェアリング)


 

  【目的】「高速走行時の風の抵抗を軽減させる」ため、、と表向きは言ってますが本音は「見た目がカッコいいから」
      これが付くだけでツーリング系になるし、普通の人(?)のハーレーのイメージはコレでしょ。

      塗装も外注したことや自分で黒く塗ったこともありますが、シルバーのラインはテープを細く切って自分で入れています。

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

        ほかの記事を含むカテゴリーは、コチラ

 

2.キングツアーパック


 

  【目的】二人分のお泊まりの荷物をらくらく積載するため。
      さらに上部にラックがあるのでツーリングバッグを上乗せできます。

      ツアーパック内のインアーを自作した事もありますが、今は純正の内装BOXを入れてあります。


 

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

        ほかの記事を含むカテゴリーは、コチラ

 

3.ロアーフェアリング


 

  【目的】「冬場の足下からくる風を防ぐため」と言っていますが、これも「見た目重視」です。
      これがあるとツーリング系の中でも上位の「ウルトラ風」に見えます。

      ディーラーやカスタムショップやネット情報でも「ポン付けでは付かない。 加工が必要だ」とありましたが、そこは何でも自分でやってみないと気が済まない性格の「メカ好きおじさん」の私です。
      人柱覚悟で購入してやってみたら、なんのことはないそのまま無加工でポン付けできました。
      いかに実際にやったことの無い人の意見があてにならないかわかりました(笑;

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

ほかの記事を含むカテゴリーは、コチラ

 

      このハードタイプのロアーフェアリングを付ける前は、手作りの「ソフトロアーフェアリング」を付けていました。
      その時の記事は、コチラ

 

4.インナーフェアリング


 

  【目的】タコメーターやGPSレーダー探知機兼デジタルスピードメーター、電圧計などをキレイに納めるで「カーステレオ(パネル)」も付いています。

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

ほかの記事を含むカテゴリーは、コチラ

 
      ハーレーの純正パーツのインナーフェアリングを装着する前、手作りでインナーパネルをつくって付けていました。


 

      何度か作り替えていますのでその関連記事は、コチラ

  【付属パーツ】インナーパネルの中に埋め込んだメーター類に関する記事です。

     GPSレーダー探知機兼デジタルスピードメーターは、コチラ


 

     タコメーターは、コチラ

     電圧計は、コチラ

 

5.グリップ交換


 

  【目的】ノーマルのゴムだけのグリップを、メッキパーツのあるタイプに交換しました。
      国産車のグリップ交換は、ただゴムの部分を外して付け替えるだけでしたが、ハーレーはスイッチ部も分解する手間が掛かりました。
      でも交換しただけアクセルが軽くなったように感じたのは錯覚だけでしょうか。
      
  【関連記事】交換手順の記事は、コチラ

 

6.メッキスイッチケースとメッキボタン


 

  【目的】標準のは黒いケースとボタンですが、これをメッキタイプに交換しました。
      昔、国産バイクのスイッチを分解したことはありましたが、ハーレーのはアクセルワイヤーやスイッチと配線の取り回しが微妙なのと、スイッチボタンもメッキタイプに交換したのでその取り外し・取り付けに苦労しました。

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

 

7.ウインカー・エンクステンション・キャップ


 

  【目的】アメリカ人の大きな手をベースにつくられてハーレーは、ウインカースイッチが遠いです。
      当初はスイッチの上に貼り付ける金属板のタイプを付けていましたが、夏にべとべとになってズレてしまいました。

      純正オプションでノーマルタイプと交換するパーツが発売されましたので自分で取り付けしましたが、ディーラーのメカニックもあまりやりたがらないという手間の掛かる作業とヒューズがブチブチというアクシデントに見舞われた交換となりました。

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

 

8.左右出し&フィッシュテールマフラー


 

  【目的】納車以来ずっとノーマルマフラーでやってきましたが、見た目のカッコ良さとほんの少しだけ低音を響かせたく、エキパイの左右出しとフィッシュテールのマフラーに交換しました。
      ディーラーでエキパイ交換までやってもらったので、自分でやったのはスリップオンマフラーの交換だけです。

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

 

9.タンデムステップボード


 

  【目的】ノーマルのヘリテイジのリアステップは、一般的なバータイプでした。
      長距離で回数も多いタンデムの妻のために、フロント同様のステップボードを購入して付け替えました。

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

 

10.タンデムグリップ


 

  【目的】これもタンデム用に取り付けたつもりでしたが、思ったより使用される頻度は高くないようです。
      製品はグリップ部分が金属だけなので、握りを太くするためにグリップスポンジを二重に巻いてあります。
      タンデムグリップとして使用するよりも、リアキャリアに載せたキングツアーパックが後方に垂れ下がらないようにターンバックルで支えるステーとして重要なパーツになっています。

  【関連記事】取り付け手順の記事は、コチラ

 

11.自作タンデムシート


 

  【目的】長時間乗り続けるタンデムの妻から、「おしりが痛くならないシートが欲しい」との要望を受けて作成したものです。
      最初は低反発マクラを丸めて重ねただけでしたが、何回か作り直しているうちに現在の形に落ち着きました。
      ノーマルシートにかぶせる形で低反発スポンジと堅さの違う何種類かのスポンジを重ねていて、さらに自分で型紙取りしたレザーをミシンで縫ったカバーにスタッズを打ってフロントシートとのデザインの統一を図っています。

  【関連記事】製作記事は、コチラ

      過去に何度か作り直したシリーズの記事は、コチラ

 

12.自作リアブレーキ冷却ダクト


 

  【目的】乗りはじめて数年後、リアのディスクローターが熱で変形しました。
      サドルバッグのあるハーレーでは、放熱が十分とは言えず変形することがあるそうです。
      簡単に手に入って安価なパーツで手作りしてみました。

  【関連記事】製作記事は、コチラ

 


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2013年1月4日 金曜日

タンデムシートをまた張替えました

今まで何度か作りかえてきたハーレーのタンデムシート。

ヘリテイジ・ソフテイル・クラシックはノーマルのままのタンデムシートでも、ほかのバイクに比べればシートの座面面積も広く固さもほどよく固いので座り心地的にはいいほうだと思います。

それでも年間30回以上タンデムツーリングに出かけるわが家としては、リアシートの乗り心地はかなり気になるところです。

今までにもいくつかのパターンでタンデムシートの加工をやってきました。

基本的には別のタンデムシートを購入したりクッションを付け替えるのではなく、ノーマルのままのシートの上にクッションを追加し、その上から自作のシートカバーを被せる方式です。

このため、工具も何も使わずに数十秒でいつでもノーマル状態に戻せるようになっています。

現在使っているTypeⅢシートは2009年1月に作ったもので、もう4年使っていますが縫い目がほつれる事無く、また雨や駐車中の直射日光で生地自体のレザー表面が陽焼けする事も無く保っています。

しかしこれだけ時間が経つとさすがに縁取りに張ったパイピングの革がはがれてきたのと、先日の北海道ツーリングの際の長時間(長期間?)ツーリングでは少しお尻が痛くなるとの事なので、正月休みの自作カスタム(=冬休みの宿題工作 笑;?)で貼り替えする事にしました。

今回補修するにあたって見直したところは、

・内部のスポンジは多少ヘタってきたようですが、今でも乗り心地に不満は無いようですしこれ以上かさ上げしても乗り心地は変わらないようなので基本構成はこのままにします。

・上部のカタチが、今は多少山なりに中央部分がふくらんでいるようですが、ここはもう少しフラット=平坦な方が座り心地がいいのかなと思います。

・周囲につけたパイピングはデザイン的には気に入っているのですが、長時間座っていると内腿のところにあたって気になるようなので、今回はパイピングは無しにします。

・生地の色と全体のデザイン(革のエンボス加工生地)はこのまま、つまり以前と同じフェイクレザーの生地を使います。 周囲に打ち込む丸ピンもやります。

って事は、結局今のままでただ貼り替えるだけになりそうです。

まあそれだけ、自分的には完成形だと思っているということです。

前回作成した時のブログ記事からだいぶ時間が経ちましたので、もう一度製作工程を掲載します。

1.型紙を作る

rearseatretune

これが一番たいへんなところです。

かなり複雑な立体成型してあるシートに合わせて、チラシを使って分割したパーツをイメージして構成します。

2.生地の切り取り

rearseatretune

作った型紙に基づいてフェイクレザー生地にチャコールペンシルで写し取り、縫い代分を含めて切り抜きます。

3.縫 う

縫っている写真はないですが、普通の家庭用ミシンで各パーツを縫い合わせていきます。

単純な直線縫いではなく、異なる曲面の二枚を縫い合わせるのでちょっと面倒です。

縫い目は細かい方がほつれ防止と雨水の染み込みが少なくなります。

rearseatretune

4.周囲にスタッズを付ける

rearseatretune

ライダー用シートに付いている丸鋲のデザインに合わせて、作成したシートカバーの周囲にも丸頭のスタッズを付けます。

ポンチで2mm穴を開け、生地を挟んで打ち付けます。

5.シート本体の防水

rearseatretune

ノーマルシートの上に、低反発クッションや柔硬様々なクッション材を重ねて成形しています。

柔らかいクッション素材の角部分を丸く面取りするには、チーズおろし器が役に立ちます。

このクッションをノーマルシートの上に動かないように被せます。

さらにその上からシート生地の縫い目から雨水が染み込んでもクッション材が濡れないように、防水用の薄いビニールシートで覆います。

6.シートにカバーを被せる

rearseatretune

これはただ被せるだけで取り付け出来ます。

多少のシワは陽に当たり、時間が経てば馴染んできます。

7.完 成

出来上がりです。

rearseatretune

まだバイクには取り付けていませんが、後ろ側の多少のシワはリアの背もたれクッションに隠れてしまいます。

底から見たところです。

rearseatretune

普通のバイクシート生地は、シート裏のベースにガンタッカーのようなもので針打ちして留めますが、このヘリテイジのタンデムシートの場合には、裏面にある出っ張りの丸棒に生地を差し込むようにして固定出来ます。

ポンチで4mmの穴を開け、そこに差し込むだけでしっかりしていて長期間の使用でも取れてくることはありません。

デザインは今までのままですが、新しい生地で作ったのできれいです。

これからはこのシートでタンデムツーリングを楽しみます。

 
【 関連記事 】

【タンデムシートの改良版自作】
Type1 タンデムシート乗り心地向上のための改造
     改造タンデムシートの乗り心地テスト

Type2 自作タンデムシートの改良版を作成

Type3 タンデムシートの更なる改良版の自作

Type4 FLSTCのタンデムシート改良、最終版
     リアシートをちょっぴりグレードアップ
     タンデムシートのアンコ追加
     クラブハーレーに自作シートが載りました
     タンデムシートをまた張替えました

番外編 タンデムシート改造の原点

【タンデムシートの背もたれ、シーシーバーの改良】
シーシーバーの背もたれを改造
くるみボタンの作り方
シーシーバーのバックレストをドレスアップ

【リアステップをフットボードに交換】
リアのフットボードとタイヤ交換
フットボードを手づくりコンチョでドレスアップ

【タンデムグリップを取り付け】
ハーレーにタンデムグリップを取り付け
タンデムグリップの使い勝手は?
タンデムグリップの握りを変更

 


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2010年8月28日 土曜日

タンデムシート改造の原点

このブログをご覧いただいている方は既知の事ですが、私のヘリテイジはペアライドツーリングが多いので、タンデムシートを「改造」してあります。

改造といっても全くの自作というより、長時間ツーリングの際の乗り心地向上と披露軽減のために、既存のシートの上に低反発クッションやスポンジ等をなん層にも重ねて、その上に型紙を起こしたレザーを被せ、周囲に鋲を打ってあるという「手作り作品」です。

ここに至るまでは、何度かの試作品(バージョン?)を重ねた結果ですが、実はもともとこんなシートにする前の構想段階では、もっとシンプルなものでした。

今回はその時のネタです。

今から3年弱前、ひさしぶりにバイクにリターンした私が乗り出したのは、ヤマハの250ccアメリカン、ドラッグスターでした。

当初からタンデムするつもりであったので、新車で購入した時にオプションでシーシーバーを取り付けていました。

このドラスタ250でのタンデムツーリングは、実は一度だけで終わってしまいました。

昔乗っていたいろんなバイクの中では、オフロード車やレーサーレプリカ等に比べると、アメリカンタイプのリアシートは明らかに二人乗りを意識したシートで、乗り心地は全然違い、疲れにくと好評でした。

(昔のバイクで、タンデムシートが一番気に入っていたのは、あの「座布団クッション」のHONDAホークでした!やっぱり)

さらにハーレー、ヘリテイジに乗り換えしてからは、頻繁にペアライド(タンデム)ツーリングを楽しんでいました。

往復100km程度の近場を流している分にはいいのですが、200km、300kmと距離が延びるにしたがいさすがにお尻の痛さを訴える事が多くなりました。

そんな時、ツーリング先で見かけた一台のバイクが目に止まりました。

それはたぶん彼女を後ろに乗せたカップルのバイクなんでしょうけど、後ろのシートの上には、よくホームセンター等で見かけるようなドーナツ型のクッション(色はピンク)がヒモで括り付けられていました。

donutscussion.jpg

けっしてカッコいいとはいえないですが(失礼!)、それでも乗り心地はとってもよさそうな感じでした。

これを見た妻が、「ウチのバイクにもコレ、付けよう!」と言ってきました。

  でもねぇ。。。

    気持ちはわかるのですが。。。。

      さすがにハーレーにドーナツクッションはどうかと。。。

それなら、もうちょっとだけカッコよく出来ないかな。

同じクッションを乗せるにしてもどうせなら低反発素材の方がよさそうだし。

第一に見た目を重視すると、クッション丸見えではなくて、カバーも欲しいぞ。

そんなこんなの要望を盛り込んで出来あがったのが、私のカスタムタンデムシート(初号タイプ)です。

その後、なんどかのバージョンアップを経て、現在の形に落ち着きました。

myflstc_cussion.jpg

いまではもう、このシート抜きではウチのペアライドツーリングは考えられないですね。

そんな改造シートのヒント、きっかけを与えてくれたあの「ドーナツクッションのオーナー」に感謝!

 
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【タンデムシートの改良版自作】
Type1 タンデムシート乗り心地向上のための改造
     改造タンデムシートの乗り心地テスト

Type2 自作タンデムシートの改良版を作成

Type3 タンデムシートの更なる改良版の自作

Type4 FLSTCのタンデムシート改良、最終版
     リアシートをちょっぴりグレードアップ
     タンデムシートのアンコ追加
     クラブハーレーに自作シートが載りました
     タンデムシートをまた張替えました

番外編 タンデムシート改造の原点

【タンデムシートの背もたれ、シーシーバーの改良】
シーシーバーの背もたれを改造
くるみボタンの作り方
シーシーバーのバックレストをドレスアップ

【リアステップをフットボードに交換】
リアのフットボードとタイヤ交換
フットボードを手づくりコンチョでドレスアップ

【タンデムグリップを取り付け】
ハーレーにタンデムグリップを取り付け
タンデムグリップの使い勝手は?
タンデムグリップの握りを変更

 


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2010年8月2日 月曜日

ツアーパックに付いてるバックレストの乗り心地は?

先日取り付けたキング・ツアーパック。

これに付いている肘掛け付きのバックレストの乗り心地を確認するため、ペアライドでツーリングに行ってきました。

どうせ行くなら日帰り温泉にも入ってこよう!のオマケ(?)のサブタイトル付きです。

今回は高速は使わず、一般道オンリーです。

ペアライドは、妻の仕事場への送りのチョイ乗りを除けば、1ヶ月半ぶりになります。

行き先は、毎度お馴染みの秩父路です。

それほど遠い場所でもなく、温泉に入ってお昼を食べる予定なので、9時半過ぎに自宅を出発します。

今までは、ヘリテイジの純正のバックレストでしたので、安心して手を乗せて体重を掛けていましたが、重量級のツアーパックを、強化したとはいえ自作のキャリアで支えているので最初に乗り込む時にはちょっと妻も心配そうでした。

でもかなり頑丈に作ったつもりなのでぐらつく事も無く、安定していました。

このバックレストでの走った感想ですが、簡単に言ってしまえば「可もなく、不可もなく」だそうです!

せっかく投資したカスタマイズですが、ちょっと拍子抜けです。

100801-02.jpg

座り心地は、シート自体が何度もバージョンアップを重ねた特注(?)自作シートのままなので、こちらは変化なし。

背もたれは純正に比べると高さが高いので腰より上、背中の半分くらいまで覆っていてこれはまあ、いいようです。

クッションは、今までの純正品にもクッションを追加して角度もちょうどいいようにしてあるので、それと比べると特に良くなったというほどの事はないようです。

たぶん、純正のままだったらこちらの方が印象はよかったのかもしれません。

気になったのは、夏特有のためかもしれません。

というのは、肘掛け付きで左右に大きく張り出しているため「風が通りにくくなった」というのです。

今までですと、いくら後ろのキャリアにバッグを積んでいるとはいえ、体の左右から風が抜けていたのですが、この幅広バックレスト&ツアーパックにしたら、体の横を風が通らないので暑く感じるのだそうです。

最初からこのスタイルならこんな事は気付かなかったでしょうけど、比較乗車してみて初めてわかった事です。

この点については、涼しくなった頃にどういう反応に変わるかなというところです。

バックレスト下部の腰の部分ですが、クッションが薄いので、疲れにくくなるよう背骨が逆S字を描いている状態にするランバーサポートとしての機能が発揮出来ていないようです。

この部分にはついては、近々クッション材を追加する自作加工をするつもりです。

肘掛け部分は、思ったほど「体を預けて楽が出来る」ようではないようで、無いよりはあった方がいいかなという程度だそうです。

高速道路とかで寝てしまった時には多少安心感が増すんでしょうか。

もう一つ、タンデムグリップの件です。

私のヘリテイジには、タンデム用のグリップを取り付けてあります。

しかし、この肘掛けのお陰で手が届きにくくなったそうです。

手の長い方ならいいのでしょうけど、肘掛けの外側からでは無理で、内側からやっと届く感じですが、それだと肘が不自然に曲がってしまうので実用的ではないようです。

まあ、わざわざ外すまでもないかなと思っていますが、どうしても使えなければヤフオクにでも出しましょうか(笑;

いろいろ、不満な点ばかり書きましたが、でもあえて以前の純正バックレストに戻すほどの事ではないので、このままのスタイルでしばらく慣れてもらいます。

ツアーパックを搭載して、ライダーとして気になった点があります。

それは「時速60km/h程度で走行中、アクセルを戻して57?58km/h程度に速度が落ちた際に、ハンドルが多少ふらつきやすくなる」という事です。

微妙な言い方ですが、走り出してこの速度域になっただけでは特にふられる事はないのですが、速度が落ちてきた時にちょっと気になる程度です。

もちろんハンドルをしっかり握っていれば特に問題ないのですけど。

たぶん、車体後方に設置したツアーパックとの固有振動の問題かなと思っています。

ところでツーリングの方ですが、今日は出発が遅れたせいもあり、R299は車もそこそこ、しかも遅い車が多かったですね。

でもそのお陰でネズミ取りの方も、お客さんがさっぱりのようでした(笑;

  ↓ 左手の方に椅子に座ったブルーの制服の方が。。。



 

飯能あたりから、私の後方に80キュビックインチのFLHの方と一緒に走ってました。

一緒に道の駅あしがくぼで休憩しましたが、年配のハーレー乗りの方で、GWには四国を回って来られたと話してくれました。

100801-01.jpg

 

秩父市街をパスしてR140で道の駅大滝の日帰り温泉「遊湯館」です。



 

ここは、施設は新しくはないですが、関東屈指の高濃度の温泉成分のぬるぬる湯で気に入ってます。

600円の料金もJAFの会員なら1割引です。

100801-03.jpg

お風呂の後は、食堂でそば定食です。

おいしい手打ちそばにしゃくし菜丼のセットです。

100801-04.jpg

ところでこの「大滝」地区は、ここ数日の沢歩き遭難、救助ヘリ墜落、取材スタッフの三重遭難で有名になったところです。

お風呂に入っていたときも、頭上かなり高いところをヘリコプターが通っていました。

お腹がいっぱいになった所で、大滝から戻ります。

途中、三峰口駅に近づいた時に、「そういえばこの時間ならまだSL,蒸気機関車が駅にいるはず」と思い、ほんの少しだけ脇にそれ、駅に向かいます。

SL、C58パレオエキスプレスはまだ転車台に向かっておらず、駅端で水の補給と石炭をならしていました。

100801-05.jpg

おおくのお客さんが撮影していましたが、私たちはバイクにまたがったまま、道路の端で写真を撮っただけで戻ってきました。

道の駅両神温泉、小鹿野、秩父ミューズパークの中を通って秩父市街に戻りました。

帰りは高速に乗ろうかと思っていたのですが、まだ時間も早く下道も混んではいないようだったので、またR299で帰ってきました。

自宅近くまで戻ってきて、帰りにスーパーに寄って、安売りだったビール(24缶ケース)を買いましたが、ツアーパックの中に余裕で収まりました。

重量的には9kg弱くらいですがキャリアがふらつく事もなかったですね。

ほかにも牛乳やらパンやらお菓子やら、かなりの積載力はツーリングだけでなく、買い出しにも役立ってくれそうです。


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2009年11月21日 土曜日

シーシーバーのバックレストをドレスアップ

先日改造したFLSTCシーシーバーのバックレスト(背もたれ)ですが、
使い勝手はとてもいいと評判(?)ですが、
表面があまりにノッペリし過ぎているので、
ちょっとばかりドレスアップさせてみました。

まずは、背もたれ部とサイドの繋ぎ目ですが、
以前タンデムシートを作った時には手縫いでパイピングを施しましたが、
今回はもっと簡単に折り返して縫ってみました。
これだけでもちょっぴりアクセントになるし、角のシワが目立たなくなりました。
backrest2-01.jpg

そして先日作った「くるみボタン」を2個、取り付けてディンプルにしました。
立体感を強調する為に中に密度の薄いスポンジを追加してみましたが、
今回の追加した部分だけではスポンジの厚さが薄い為、
効果的なディンプルは出来ませんでした。

さらに追加したものは、サイドから見た時に、
ベース部分と追加したクッションの段差が目立ったので、
今回のカバーのサイドに帯状のプレートを追加して、
段差を目立たなくさせました。
全体をセットした裏側はこんな感じです。
backrest2-02.jpg

そして実際に既存のバックレストに被せてみた所がこの写真です。
backrest2-03.jpg

backrest2-04.jpg

これで、ライダー側のシートとサドルバッグに標準で付いていたスタッズ(鋲)と同様に、
タンデムシートとバックレストもスタッズを付けられて、
全体がコーディネート出来たかなと思っています。
くるみボタンのディンプルは、今ひとつですが、のっぺりしていないから
これで一応、完成とします。

backrest2-05.jpg

 
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2009年11月18日 水曜日

くるみボタンの作り方

タンデムシートのバックレスト(背もたれ)の仕様をちょっぴりグレードアップ計画。

まずはハーレーのパーツカタログに載っていたこんな感じになるようにディンプルを付けてみます。
kurumibotton01.jpg

これをやるにはバックレストに使った同じレザーを使って「くるみボタン」を作ります。

昔作った時には、適当なボタンを布でくるみ、ふちを糸でかがりましたが、手芸屋さんをのぞいてみると(普通、ハーレー乗りのおじさんはそんなトコに行かないですね(笑;)、「ミラクルボタン」という商品名のくるみボタンが簡単に出来るキットを売っていました。
kurumibotton02.jpg

中身は、アルミで出来たボタンの上釦と下釦のセット、それにホルダー、押し棒です。
サイズも12mmから27mmまであり、今回は22mmのものを使ってみました。
5セット分入って360円ほどでした。
kurumibotton03.jpg

まずは台紙の型紙に合わせて、レザーの余り布を丸く切り取ります。
kurumibotton04.jpg

ホルダーの上に裏返したレザー、上釦の順に重ね、中に押し込みます。
kurumibotton05.jpg

しかし作業を進めていくと、もともと薄い生地で作るために出来ているセットなので、いくらフェイクレザーとはいえ、この布では少々厚すぎたようで、余った生地が上釦のへこみの中にうまくおさまりませんでした。
型紙のサイズよりもう少し小さめに切りなおしです。
kurumibotton06.jpg

生地全体を上釦の中に収めたら、次に下釦を乗せ青い押し棒でこの下釦を上釦の中に押し込みます。
金属の円柱で力を加えています。
kurumibotton07.jpg

うまく出来たらこんな感じになります。
kurumibotton08.jpg

あとはホルダーからボタンを取り出せばくるみボタンの出来上がりです。
糸でかがる必要がないので簡単に出来ます。
kurumibotton09.jpg

次回は、これを使ってバックレストを仕上げていきます。

【追記】
 このキットで、レザーのように厚い生地で作ると、
 付属しているプラスティック製の青い押し棒がすぐに変形して
 使いものにならなくなってしまいました。
 そんな時は、このパーツを使わず、ソケットレンチを使うとうまく出来ました。
 サイズはボタンの下パーツに合うものを試してみるといいかと思います。
 これなら少し厚めのレザーやその他の生地でもくるみボタンがキレイに出来ますよ。

kurumibotton10.jpg

 
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プロフィール


プロフィール写真
メカ好きおじさん
・1978年に原付、中型二輪取得
・CB50で東北一周ソロで野宿旅
・250ccで四国・九州3週間5万円の野宿旅
・40都道府県制覇
・XL250オフ後、再度オンロードに戻る
・KAWASKI2ストを最後に一度バイクを降りる
・16年のブランク後リターン
・50歳で大型二輪免許取得
・ハーレーFLSTCに奥さんとタンデム中
・2012年から北海道タンデムツーリング7回


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