今日、大型自動二輪の卒検を受けてきました。
1月末に入所の申し込みをしてから1ヶ月と2週間。
土日しか通えず、春休みで学生の入所者が増え、二輪教官も自動車教習に応援で借り出された結果、予約枠が少なくなったような、そんな中で、適性検査を含め通算8日間通ってこの日を迎えました。
50歳になって憧れの大型自動二輪免許の取得を目指し、16年のブランクがあったけどなんとか規定通りの12時間で教習をクリア。
昨日の夜は卒検の事はあまり考えず12時前には就寝。
今朝は6時半頃目が覚めてしまったけどベッドの中でAコース、Bコースを復習。
10時前には家を出て教習所へ。
本日の卒検の受験者は、普通二輪が9人、大型二輪が4人とかなり多め。
受講生4人毎の組み分け毎に検定員の教官がついて実施。
大型二輪は4人なのでそのまま一組。検定員は一番最初に教習を受けた教官。
他の3人とは一緒に同じ教習を受けたメンバー。
同じハーレーショップでスポーツスターを予約している男性。彼とは危険回避やシミュレーションで一緒だった。
女性が二人。一人はビッグスクーターでのAT教習や急制動で一緒だった。
そしてあと一人は昨日の最後の教習で一緒だった人。彼女は昨日、補習だったが無事クリアして今日の卒検に望んできた。
検定開始前、バイクルームの中は卒検を受ける総勢13人もいるのだが、かなり静か。みんな緊張している。当然だろう。
でも、大型二輪の私たち4人だけが結構おしゃべりしている。緊張していないのではなく、この静かな「間」を持て余しているといったのが正直なところ。
結構笑いながら話をしているけど、普通二輪の9人は(年が若干若いせいもあるけど)のってこない。まあ仕方ないか。
大型二輪の他のメンバーに「もし私が落ちたら励ましたり話しかけたりしないで欲しい。気持ちを切り替えて補習-再受験に賭けるから」と伝えておいた。やっぱり落ちたらツライでしょ。
時間になり本日の注意事項と検定はBコース(第2段階の3時間目でボロボロに出来なったコースだ)と告げられる。
今日はコースもOKだし、今ではこちらのコースの方が好きなのでラッキー!
検定は受検番号順と言われたが、これは入所番号順でそれでも私が一番最後に入所したのでラストを走ることになった。順番を待つ間も緊張しそうなので早くやってしまいたかったが仕方ない。
ちなみに一番最初に検定を受けるのは昨日一緒だった女性。彼女は昨年の夏に入所したそうだが一時、2ヶ月ほど中断していて最近復活したらしい。
一人づつ順番にコースを回っていく。
他人の走りは皆スムーズに安定しているように見える。
2番手、3番手と進み、いよいよ私の番。
フルネームで名前の確認を行い、乗車。ミラー確認や安全確認はOK。
ここの教習所は速度指定区間が40km/hなのだがいつもあまり確認せずにやっていたが今回はメーターとにらめっこ。
最初に波状路。ここは得意分野なので難なくクリア。タイムも十分超えている筈。
次は障害物回避。進路変更は3秒前というのを再確認しながら通過。
一番苦手意識のあるクランク。でもこれも今はOK。最初の頃はスラロームのようにリズミカルに通るものだと思っていたが、一本橋のように半クラッチとリアブレーキでゆっくりなぞるように走ればいいのに気が付いてから得意になった。
クランクを出た先に普通車の教習車が数台詰まっており、一時停止して待つ。この後、踏み切り、見通しの悪い交差点通過とあったが、踏み切りはともかく「見通し~」は前の車に気を取られ少し安全確認がおろそかになってしまった。まあ大きな減点にはならないでしょう。
その後S字、坂道発進は問題なし。
スラロームも早さよりパイロン接触を避け丁寧に回る。
急制動はいつも50km/h(規定は40km/h超え)位出てしまっているので45km/h以下になるようにメーター確認して停止。停止線の直前に止めるのは問題なし。
最後は一本橋。タイムを欲張らず10秒を目標に安定した走りを心掛けた。
そして発着点に戻った。安全確認をしてバイクを降り検定終了。
無事走りきった安堵感でやっとホッとした。
教官からは(やはり)「見通しの悪い交差点の安全確認はもっと早くやった方がいいですね。それと低速のアクセルコントロールをもう少し注意しましょう(要はアクセルの吹かし過ぎ。ドラスタだけでなく、250ccのバイクはアクセル吹かさないと加速しないのでクセがついてしまったようだ)」との注意事項。これだけで済んでいるならいいんじゃない?
バイクルームに戻ると大型二輪メンバーと反省会。一番目の女性はエンストしてしまったと嘆いていたが、エンストだけなら5点程度の減点で済む筈だし、検定中止と言われずに完走したんだから大丈夫だと皆で励ます。
普通二輪のメンバーは受験前と同じ雰囲気で誰も話そうとしない。なんかなぁ。終わったんだからもっと気楽になればいいのに。
検定結果の発表まで20分ほど時間があった。バイクルームの中はしーんとして居づらいので大型メンバーで外のベンチで「合格したら何のバイク乗る?ツーリングは行く?」と中のメンバーとは大違いの「ノー天気」な会話。
やっと時間がきてバイクルームにて合格発表。
「合格した人の番号と名前を呼びます。最初に普通二輪の方、1番○○さん、3番○○さん」
(2番の人はだめだったんだ)
「4番○○さん。。。。9番○○さん」
「続いて大型二輪の方、一番○○さん、2番○○さん、3番○○さん。。。。。えーっと。。。。」
(えっこの「間」はなに?)
「えーっと4番●●さん」
私の名前だ。合格した!
一応走り終えた時に大丈夫だとは思っていたけどやっと安心した。うれしかった。
これで大型二輪に乗れる! ハーレーに乗れる! そして「もう教習所に通わなくてすむ」
午後から説明会前に近所のコンビニで弁当を買ってきて4人で昼食。
この教習所主催のツーリングクラブがあるということで皆で入会。
説明会の内容は、普通自動車の検定合格者と一緒に運転免許試験場での申請書類について。
運転免許試験場に持っていく申請書等は教習所の方で作成してくれていた(写真添付と記載事項の印字)。まれに教習所によっては申請書作成費用が別途必要なところもあるようだがここの教習所は最初に払った費用の中に含まれていたようだ。
申請手数料の2000円はその場で収入印紙を購入して貼付した。
試験場までの交通手段や申請窓口の地図もあり割と親切な内容だった。
やっと終わった。
ハーレーに乗りたいと思ってから1ヶ月半。試験場の一発合格ではないけれど、教習所で基本から再確認させてもらって大型自動二輪の免許が取れた(実際の交付はまだだけど)。
教習所で取るのも悪くないかも。
私は50歳になってから免許を取ったけどこんな人はかなり多いようだ。
今週中に運転免許試験場で交付を受け、週末には納車予定。
いよいよハーレー乗りになる日が目の前までやってきた。
さあ。。。。。。
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