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2009年12月16日 水曜日

ヘリテイジのサドルバッグの型崩れ修正 ~自作編


 

以前の記事にも書きましたが、ヘリテイジの特徴の一つである革のサドルバッグが、困った事に時間が経つとヘタってきてしまいます。

「これはこれで味が出ていい」という方もいますが、私としては出来ればシャキッとしてた方が好みです。

ツーリング系のハードタイプに交換する方法もありますが、やはりヘリテイジと言うからには革製にこだわってみたいです。(と言いつつ、ヤッコカウル付けてるのは?というツッコミは無しで)

少し前の記事に書いた、海外のサイトで紹介されていた、サドルバッグの内側にプレートを取り付け、形を補正する商品を参考に自作してみました。

こういう商品がいっぱい販売されている事からみても、海外の方のほうが型崩れに対する関心が高いんでしょうね。

 

■ホームセンターで素材を探して選んだのが、硬質だけど多少柔軟性のあるプレートとして低発泡ポリエチレン板(商品名:ポリプレート)という素材を板材です。

金属プレートは薄い場合には強い力がかかると変形して元に戻らなくなるし、厚いとかなりの重量増になりエッジ部分の処理や加工の大変さが問題になります。

アクリル板のようなハードタイプの板では、変形ではなく割れという事が心配です。

sadlebag_support11.jpg
 

このポリエチレン板の固定の仕方ですが、接着剤やリベット留め等の方法がありますが、今回はまず強力な両面テープでの固定で様子を見てみることにします。

ただポリエチレンが接着できるモノってあまり無いんですよね。

ようやく探したのが3M製のものです。

作業を始める前に接着できる面積を計算したら明らかに足らなかったので、別の両面テープも追加購入しました。

sadlebag_support07.jpg
 

■作業の方は、一度サドルバッグをハーレーから外して家の中でゆっくりと型紙を作成します。

補強する場所としては、蓋の上部と前後、本体の後を想定しています。

いくつかのパターンを作成してチェックしてみました。

最終的に作成したのはコチラのパーツです。

2.4mm厚のポリプレート板は、普通の工作用カッターでも切る事が出来ました。

sadlebag_support08.jpg
 

両面テープで貼り付けます。

サドルバッグの内側はバックスキンになっているのでなかなか接着出来ません。

貼り付けたら強く圧着します。

さらに上に重し(ダンベル)を置いて1日そのまま固定しておきます。

sadlebag_support04.jpg
 

ただ、やはりこれだけではすぐにはがれてきますので別の方法を考えました。

やり方としては、鋲留め、ビス留め、縫い付け、接着剤 等がありますが、今回はプレートの四隅を縫い付けてみる事にしました。

使った糸は一般的な裁縫用の木綿糸ではなく、念のため丈夫なレザークラフト用のポリエステル100%糸です。

プレートの四隅にドリルで穴を開け、サドルバッグの革をすくうように縫ったのですがかなり硬くて苦労しました。

sadlebag_support03.jpg
 

サドルバッグ本体の後ろ側に取り付けたプレートは、接着せずに縫い目の間に挟みこむだけでもテンションが掛かって固定されました。

sadlebag_support01.jpg
 

■補強前と補強後で変形具合はどう変わったでしょうか。

ちなみにこの写真はバッグの中にはなにも入れていない状態です。

sadlebag_support05.jpg
 

「補修前」の左側(実際に装着すると右バッグ)の蓋前部分のゆがみはだいぶ補正されました。

sadlebag_support06.jpg
 

「補修前」左側の蓋後ろはかなり歪んでいましたが、これは大きく改善されました。

右側の本体後ろの歪みもかなり直っています。

また蓋上部のへこみが全体的に小さくなりました。

■本体の底部は、マフラーの熱でバッグの中味に影響が出ないようにする(右側)のと、変形して垂れ下がってマフラーに接触するのを防ぐために銀色の断熱フィルムで包んだ厚めの木製板を入れているので、今回の対象外です。

sadlebag_support02.jpg

■最後にハーレーに取り付けてみました。

後ろ部分がメクレ掛かっていた所がすっきりしました。

全体には、それほど極端な効果は見られませんでしたが、これ以上ヤレてくるのが防げるんじゃないかなと期待しています。

sadlebag_support09.jpg
 

sadlebag_support10.jpg
 

今回の材料費は、ポリプレートが500円、両面テープが1300円と600円の合計2400円ほどでした。

革に穴を開けるのは機にありますが、やはり鋲留めの方が確実ですね。

出来れば、納車直後にこういう加工をしておいた方があとあとまで形を維持できますね。

というよりメーカーさん、最初から付けておいてくださいよ。

 


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コメント / トラックバック 3 件

  1. naka より:

    流石です。
    すっかり修復されてます。
    部材の選択・修復過程よくわかりますね。
    こういうのは変形する前にしたほうがいいですよね、
    私のは蓋より前後のマチ部分が波打ってます。
    このプレート板探してみます。

  2. メカ好きおじさん より:

    nakaさんへ、
    ありがとうございます。
    私はたまたま家の近所のホームセンターにあった、
    この素材を使いましたが、
    ほかにも適当なものがあるかもしれませんね。
    例えば100円均一のカッティングボードとかはどうでしょう。
    私のはすでに変形し始めてますが、
    早いうちに手をうっておいた方がいいみたいですね。

  3. メカ好きおじさん より:

    nakaさんへ、
    ありがとうございます。
    私はたまたま家の近所のホームセンターにあった、
    この素材を使いましたが、
    ほかにも適当なものがあるかもしれませんね。
    例えば100円均一のカッティングボードとかはどうでしょう。
    私のはすでに変形し始めてますが、
    早いうちに手をうっておいた方がいいみたいですね。

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プロフィール


プロフィール写真
メカ好きおじさん
・1978年に原付、中型二輪取得
・CB50で東北一周ソロで野宿旅
・250ccで四国・九州3週間5万円の野宿旅
・40都道府県制覇
・XL250オフ後、再度オンロードに戻る
・KAWASKI2ストを最後に一度バイクを降りる
・16年のブランク後リターン
・50歳で大型二輪免許取得
・ハーレーFLSTCに奥さんとタンデム中
・2012年から北海道タンデムツーリング7回


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