カウンター
  • 200今日の閲覧数:
  • 1121昨日の閲覧数:
アーカイブ
カテゴリー

 
2013年4月23日 火曜日

ウインカー・エクステンション・キャップの取り付け方


 

ハーレーがやはり大柄なアメリカ人向けに作られたんだなぁって、あらためて思わせられるのがウインカースイッチの遠さです。

国産バイクは日本人の体系、手の大きさに合わせて作られていますので、グリップを握ったままでもウインカーやライトの切り替えなんかもちゃんと指が届くサイズになっています。

でもハーレーは違うんです。

私自身、手のサイズがそれほど大きい訳ではないので、グリップを握ったそのままだとウインカースイッチに指が届きにくくて、少しズラして操作する事があります。

それにハーレーのウインカーのスイッチは、左手だけで操作出来る国産車と違って、右のウインカースイッチは右グリップに、左のウインカーは左で操作します。

そのためアクセルを操作しながら右折の合図をする時には微妙なズラシ加減が必要になります。

これは私だけが困っていたのではないようで、キジマなど以前からいくつかのメーカーから純正のウインカースイッチに貼り付けて延長するプレートが販売されていました。

ウインカーエクステンションプレート

私も購入して貼り付けていたのですが、所詮両面テープで留めているだけなので夏の炎天下だとテープがドロドロになって貼り付けたプレートがフニャって動いてしまい、操作感が損なわれる事がありました。

そのためいつしか使われなくなってしまい、今では取り付けていませんでした。

【関連記事】 ※その時の記事は、コチラ です。

 

今年の2月になって、アメリカ発の新商品情報の中に新しいアイテムとしてウインカースイッチのキャップ自体を付け替えてしまうという純正アクセサリーが発売されました。

と言うことは日本人だけでなくアメリカ人の中にも手の小さい人がいて困っていたんでしょうかね。

キャップは純正と同じ黒のほかにクロームメッキのものもあります。

ウインカーエクステンションキャップ

 

 ※車種と年式によって異なりますので購入時は確認が必要ですね

キャップの表示も、ウインカーの矢印だけのものと、私が購入した「+矢印」ハザードランプの△が描かれているものがあります。

早速この「ターンシグナル・エクステンション・キャップ」なるものを購入、取り付けてみました。

実はクラブハーレーなどの雑誌にも紹介されていて商品自体の存在は知っていたのですが、購入しようかどう迷っていたのです。

というのも、このスイッチキャップの交換作業は、ハンドル左右のスイッチボックスを分解して外しにくいキャップを交換するというちょっと手間のかかる(?)が伴うのがわかっていたからです。

取り立てて難しいという訳ではないのですが、それでも率先してやりたい作業ではないんです。

ディーラーで話しをしたら営業マンも「サービススタッフもあまりやりたがる作業ではないみたいですね」と言っていました。

まあ、それでも過去にグリップ交換やメッキスイッチボックスの交換など何度かやっていますので、このスイッチキャップの便利さを考えて自分で交換する事にしました。

そんな訳ですからディーラーとかに交換作業を依頼して、「えっ、なんで作業工賃が高いの?」って事はあり得るでしょうね。

実際に交換した方の話では、工賃が8,000円くらいだったという声もきこえてきました。

 

【関連記事】
 ※ 以前、スイッチボックスとボタンをクロームに交換した時の記事「ハーレーのハンドル部スイッチカバーとボタンをクロームメッキに交換する」は、
       コチラ  です。

 

それでは早速作業に取りかかります。

最近はバイクの作業を行う際に、グリース等で手が汚れるのを防ぐために、ごく薄のゴム手袋をする事が多いんです。

今回もグリップの中やアクセルケーブル等を触るので電装系の作業のお約束として、バッテリーのマイナス端子を外してショートしないように布で覆っておきます。

ウインカーエクステンションキャップ

 

今回は面倒なアクセルのある右側から始めます。

まずは上下二箇所のトルクスビスを外してスイッチボックスを分解します。

ウインカーエクステンションキャップ

 

次にブレーキのマスターシリンダーのあるケースのビスもゆるめておきます。

ウインカーエクステンションキャップ

 

ここのビスは完全に外さなくても大丈夫です。

スイッチケースを分解する前に、アクセルワイヤーを二本とも(開き側・閉じ側)遊びを最大にしておきます。

ケースを分解したら、ケーブルの先端についている真ちゅう製のタイコを無くさないように外して保管しておきます。

これ、結構小さいので分解・取り付け時にどっかに飛んでいってしまい探すのにすごい苦労します(経験者談(笑;

下側ケースにビス留めしているウインカースイッチとプレートを外します。

ウインカーエクステンションキャップ

 

スイッチからキャップを外すのですが、これは細い小さなマイナスドライバーを支点に差し込みずらし、その状態で反対側も同じようにして外します。

ウインカーエクステンションキャップ

 

プレートが歪むので割れやしないかと心配になりますのでゆっくり慎重に作業します。

外した純正キャップと、今回購入したキャップです。

ウインカーエクステンションキャップ

 

このキャップの支点は、片側はただの丸い穴ですが反対側は六角形になっていて取り付ける角度が決まっています。

写真のようにオレンジの線がベースと平行になっていないとウインカーの操作ができませんので注意します。

ウインカーエクステンションキャップ

 

バネの力でスイッチを押しています。

さて、新しいキャップを付けたプレートを、下側スイッチボックスにはめようとしたら・・・入りません!!

キャップの延長部分が引っ掛かってしまって、どうやってみても中に入らないのです。

まるで知恵の輪のようにあれこれやってみてもダメでした。

ここで初めて(笑)付属の説明書を読むと、(だってすべて英語なので読む気にならなかったんです)、イラストとともに、このキャップははめてからケースに収めるのじゃなくて、プレートとスイッチだけケースの中に入れて、穴の外側からキャップをはめろとありました。

なるほどと思い、気を取り直してそのとおりやってみました。

ウインカーエクステンションキャップ

 

「出来ましたぁ!」

と思ったら、ダメです!

さきほど書いたようにキャップが水平になっていません。

これでは常にスイッチが押された状態になってしまいます。

やり直しです。

この状態でキャップを外すのは、いくら小さいマイナスドライバーでも入りづらくてやりにくかったです。

どうにか、収まってくれました。

ウインカーエクステンションキャップ

 

あとは元通りに組み立てればいいのですが、ここでもちょっとつまずきましたのでアドバイスを書いておきます。

まず、配線の取り回しですが、結構太いケーブルが狭いスイッチケースの中を回っていますので分解する前にどういう風に収まっていたかをチェックしておきます。

私も何度もやり直しましたが、配線をはさんでしまいケースがうまくぴったりと収まりませんでした。

以前、グリップ交換をした時にデジカメで撮影した写真をプリントしてそれを参考に見ながらなんとか収める事が出来ました。

その時の写真が下の三枚です(ケースがまだ黒い純正のままです)

ウインカーエクステンションキャップ

 

ウインカーエクステンションキャップ

 

ウインカーエクステンションキャップ

 

そしてもう一つ、大きくハマってしまった失敗がありました。

なんとか組立も出来てテストで点灯操作してみました。

イグニッションをオンにして、左右のウインカーをプッシュ、それぞれのウインカーやハザードはちゃんと点滅しています。

でも、ブレーキレバーを握ってブレーキランプの点灯を確認しようとしたところ、「ポンっ!」という音ともに一箇所のヒューズが切れてしまいました。

スイッチ自体を分解した訳でもないのにどこかでショートしたのでしょうか。

配線をチェックしてもわかりません。

その後、何度か取り回しをやり直して予備のヒューズを入れてみましたが、その度にヒューズが飛んでしまいした。

テストを繰り返す度にヒューズが切れてしまい、近くのホームセンターで自動車用の15Aのミニヒューズを買いに行くはめに陥りました。

冷静になって内部をよく見てみると、4枚上の写真の赤丸のところ、ブレーキレバーの動きを感知するスイッチから出ている配線(赤/黄)に、固定用のプレートの角があたっていました。

ケースをうまくはめるために何度か外したり付けたりしているウチに、このプレートの角で赤/黄ケーブルの被覆がやぶれ、中の銅線がプレートと接触していたようです。

このスイッチは、普段は突端の出っ張りがブレーキレバーに押されているために電気が流れておらず、レバーを握ったときに出っ張って電気が流れる構造になっていました。

この時、流れた電気がプレートを伝わってボディアースに流れショートを起こしたというのが原因でした。

ケーブルに自己融着テープを巻いて、プレートの曲げ角度を調整して対応したところ直りました。

こんなところで手間取るとは思いもよりませんでした。

 

左側も作業してしまいます。

ウインカーエクステンションキャップ

 

ウインカーエクステンションキャップ

 

こちらはプレートの形状が違うせいか、先にプレート&スイッチにキャップをはめた後で、スイッチケースに収める事が出来ました。

時間と手間がかかり、途中いくつかのトラブルもありましたがなんとか取り付ける事が出来ました。

 

完成したウインカー・エンクステンション・キャップです。

ウインカーエクステンションキャップ

 

操作してみるとウインカースイッチに楽に指が届いていい感じですね。

ウインカーエクステンションキャップ

 

 ※ウインカー・エクステンション・キャップの型番には
「71500179」と「71500177」の二種類があります。
71500179
1996~2013 スポーツスター
1996~2013 ツーリング
1996~2010 ソフテイル
1996~2011 ダイナ

71500177
2014~2019 スポーツスター
2011~2019 ソフテイル ※FLDE、FLHC/S、FLSB、FLSTSE、FXSBSEは不可
2012~2017 ダイナ
だと思われますが、購入前に必ず取り付け可能か、お確かめください

 ※車種と年式によって異なりますので購入時は確認が必要ですね

【関連記事】ハーレーのハンドル周り作業

 ■「ハンドルグリップ交換」記事は、コチラ です。

 ■「ハンドル部スイッチカバーとボタンをクロームメッキに交換」記事は、コチラ です。

 ■「ウインカー・エクステンション・キャップの取り付け方」記事は、コチラ です。

 ■「ブレーキランプがすぐに点灯してしまう時の対策」記事は、記事は、コチラ です。

 ■「ブレーキスイッチを交換」記事は、記事は、コチラ です。


ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします

にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村


バイクランキング


ツイッター、やってます!
twitterlogo


 
 

スポンサードリンク


  この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。

コメント / トラックバック 12 件

  1. DON より:

    我が家も今年、ウインカーのテープではるものをつけてみました。
    もちろん、まだ走行していませんのでわかりませんが!
    溶けるという事は考えていませんでした(ーー;)

  2. メカ好きおじさん より:

    貼り付けタイプのものは、
    強力両面テープなども使ってみましたが、
    直射日光に当たるし、力も加わるところなので
    はがれやすいのだと思います。
    北海道だと大丈夫かもしれませんね。

  3. バイクおやじ より:

    さすが器用ですね。
    私も雑誌で見て交換したいと思ったのですが、工賃を考えて諦めました。
    メカ好きおじさんの記事を見て自分には無理なことも分かりました。

  4. メカ好きおじさん より:

    このウインカースイッチ、スイッチハウジングの
    分解、交換作業は、やった方の記事を読むと
    みなさん多少なりとも苦労されているようです。
    ディーラーに頼むと工賃もかかりそうですね。

    (※ 「スマホからのコメント送れないよ」情報、
       ありがとうございます。
       プラグインのWPtouchをバージョンダウンしたのですが
       改善されないようなので、削除しました。
       このコメントはお送りいただいたキャプチャ画面から
       私の方で記載しました)

  5. トモタカ より:

    メカ好きおじさんも付けましたか~

    うちは付けるか悩み中・・・

  6. メカ好きおじさん より:

    あった方がウインカーの操作は
    楽に指が届くようになると思いますよ。
    ディーラーに依頼すると工賃はどれくらいなんでしょうかね。

  7. 仙人 より:

    ついに純正パーツでも出てきましたか!
    うちも当時は張りつけてましたねぇ^^
    でも、そのスイッチカバーの中までは開けて無かったので、そういう風になってるんですね。
    BMWも左右別で、しかも消すのが別スイッチと言うややこしいものなんで開けた事ありません(^^;
    長さは十分届く形ですからね。
    配線のショート、さすが見つけましたね!
    最初何の赤マルかな?と見てました。
    仕上がり具合はさすが純正部品でスッキリ良い感じですね。

  8. メカ好きおじさん より:

    あのウインカースイッチの遠さには
    みんな苦労してるんですね。
    この部分の分解は、
    グリップ交換、メッキスイッチカバーの取り付けに続いて
    三回目になります。
    全部まとめて一回ですませば楽でしたね。

    BMWも複雑な構造になってるんですね。
    知らないとウインカーを出せず、直進道路しか入れないとか(笑;

    実はこの部分のショートを発見するまで
    けっこうな数のヒューズを飛ばしたのは内緒です、フフフ。

  9. 榛名赤城山 より:

    今頃、この項目「ウインカー・エクステンション・キャップの
    取り付け方」を見ました。北海道に行く前に気づくべきでした。
    私はハーレーのウインカーとクラッチの重さに悩んでいたのです。
     そして、人に教わりながら自分で交換したい、とちょっと、思って
    いたのですが、ディーラーの方から「難しいよ」と言われ、すぐに
    諦めました。両方共ディーラーに依頼しました。高かったなあ。
     実は、ディーラーのメカの方も取り付けに苦労してまして、一回
    失敗して、再度取り付けを行なってもらいました・・そんなことを
    思い出すと、改めてメカ好きおじさんのすごさに感心しております。
    でも、交換して良かったです。

  10. メカ好きおじさん より:

    榛名赤城山 さんへ、
    ハーレーのウインカーは操作が独特ですし、
    スイッチが遠すぎますよね。
    キジマの延長プレートでもよかったのですが、
    両面テープだけで固定するのはムリがありました。

    このウインカー・エクステンション・キャップは、
    ほんの数cmですが全然操作が楽になりますね。
    取り付けは初めて英語のマニュアルだけだと
    わからないちょっとしたコツみたいなものも必要なので
    大変かもしれません。
    うちのディーラーもあまりやりたがらないようなので
    工賃の高さもなんとなくわかります。
    そんな人のために、自分で取り付ける方の参考になればいいなと思っています。

  11. postpapa より:

    こんばんは。
    以前にローライダーに取り付ける時に参考にさせていただきました。
    非常に助かりました。
    アクセルワイヤーのタイコは見事に飛ばしましたが(笑)
    今回ファットボーイに乗り替えて早速エクステンションキャップにしましたが、材質が柔らかくなったようで非常に作業が楽でした。
    スイッチユニットの構造が違うのもありましたが、穴のギザギザも無くなってました。
    アクセル側もワイヤーを外さないで交換出来、短時間で作業が終わりました。
    やはり日々改良されてるんですね。

  12. メカ好きおじさん より:

    postpapa さんへ、
    お役に立ちましたか、よかった。
    この作業はディーラーのメカニックの方も
    あまり好んではやりたがらないようですね。

    アクセルワイヤーのタイコ、私も砂利のあるところで落として、
    探すのに苦労した事がありました。

    中のパーツなども、少しずつ改良しているんですね。
    穴のギザギザが無くなっても空回りしないんですかね。

コメントをどうぞ。

プロフィール


プロフィール写真
メカ好きおじさん

・44年前に原付、中型二輪取得
・CB50で東北一周ソロで野宿旅
・250ccで四国・九州3週間5万円の野宿旅
・38都道府県制覇
・XL250オフ後、再度オンロードに戻る
・KAWASKI2ストを最後にバイクを降りる
・16年のブランク後リターン
・50歳で大型二輪免許取得
・ハーレーFLSTCに奥さんとタンデム中
・2012年から北海道タンデムツーリング6回


ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします

にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村


バイクランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村


ツイッター、やってます!
twitterlogo