スイス絶景旅行記

スイス旅行記(2)成田・チューリッヒ編


1日目(2010年9月26日) 前編

いよいよスイスへ旅立つ日がやってきました。
前日までネットでスイスの天気と気温をチェックしつつ、持って行く上着は長袖か半袖か、はたまた防寒具はどこまで必要かをああだこうだやっていました。

スーツケースの中身を入れ替えれているとかなりの重量になっています。
スイス・インターナショナル・エアラインの手荷物(スーツケース)は、エコノミークラスで20キロ制限なんです(ちなみにファーストクラスは40キロ、ビジネスクラスは30キロです)。
そのたびに体重計にスーツケースを乗せて計測です。
荷物って、ケース自体が5から7キロあるので荷物を詰めるとすぐに15キロになり、さらに厚手の冬用衣料や防寒具、電気ポットなんかを入れるとすぐに20キロ近くになってしまいます。
帰りのおみやげ等を考えるとかなり減らしておく必要があります。

なんとか荷造りが済んで、翌日の時差(スイスは日本より7時間、遅れてます(夏時間中)を考えて、11時前に無理矢理寝ようとしますが、普段遅く寝る事に慣れているので中々寝付かれませんでした。

翌朝、4時過ぎという時刻に起きてみれば、当然外はまだ真っ暗です。
スーツケースをガラガラ引きながら、夜明け前の住宅街を駅まで行くのは気が引けます。
ホントは事前にスーツケースを空港まで無料で送る事も出来たのですが、荷物のチェックやもし届かなかった事を心配して直接持参して行きます。
今回、成田空港までは今年の7月にリニューアルした京成電鉄のニュースカイライナーで行きます。

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あらかじめネットで席を予約していましたが、日曜日の車両の中はガラガラで当日購入でも大丈夫だったようです。
在来線最速の時速160キロ/hで、日暮里ー成田空港間を42分で結びます。

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スイスまでの国際線は、直行便がスイス・インターナショナル・エアライン(以下S.I.A.)が1日1便出ています。
成田発10時25分・チューリッヒ着15時55分、チューリッヒ発13時00分・成田着7時50分です。

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行きは12時間30分、帰りは11時間50分と帰りの方が40分ほど短いですが、それでもかなりのロングフライトです。
他には、ドイツやフランス経由という空路のツアーもあるようですが、日程を有効に活用する意味で今回は直行便のツアーを選びました。 空港には出発の2時間前(8時30分)までにツアー会社の窓口に集合します。

カウンターに行くと既に十数人の方が並んでいました。 ここで初めて添乗員の方にお会いして、行きの航空券を受け取ったり、無線ガイド機の借り出し、加入した海外保険の説明を一組ずつ受けていきます。
それが済むとあとは個人ごとにスーツケースを預けに行きます。

カウンターはANAのところでここでマイル登録も出来ます。
今回のツアーでは航続距離の50%分、片道3200マイル登録されました。
あとはフライトまでフリータイムです。
ここで空港の中をウロウロして搭乗する飛行機の写真を撮ったり、ユーロを両替しました。

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時間が来たので出国検査、手荷物検査を受けて搭乗口に向かいます。

乗る機はエアバスA340、S.I.A.の機体はファーストクラス8席、ビジネスクラス48席、エコノミークラス172席です。
私達の座席は窓側の二人席でした。
外の写真を撮ったり、GPSロガーでデータを取るのには好都合でした。
 
  ※ 右上の座席の図面はスイスインターナショナルエアラインズのWEBからの転載です。
 
ほぼ定刻どおりの出発しました。 電子機器の利用は離着陸の数分間は使用が制限されています。
デジカメやGPSロガーも、それ自体は電波を発信していないように思われるかもしれませんが、電子パーツを使っている以上、送信機でなくても多かれ少なかれ電磁波が漏れているので、機体全体にセンサー・アンテナ・配線が張り巡らされている飛行機の中では、水平飛行に移りベルト着用サインが切れるまで使用を控えないといけませんね。

GPS受信機(GPSロガー)の航空機内における使用制限

航空法(2007年10月1日より国土交通省の定める告示の改正に伴い一部変更)に規定されています。
この中で明確に「GPS受信機は、離着陸時に使用できない機器」とされています。
離陸時とは、ご搭乗から離陸後のベルトサイン消灯、あるいは電子機器使用禁止解除のアナウンスまで
着陸時とは、着陸前の電子機器使用禁止のアナウンスから降機まで

(参考)
■JALのサイト
http://www.jal.co.jp/dom/service/bags/#ue

■ANAのサイト
http://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/inflight.html

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今回、GPSロガーの航空機でのデータ取得のテストもやってみたかったので、窓側のシート近くに置いてデータを取得してみました。

航路の軌跡を表示したのがこれです。

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 ※ 海外でも国内でも、旅で回ったルートを地図上に残すならGPSロガーがオススメです

 

 
上のデータ、時間や距離は離着陸時はデータ取得していませんので、実際より短くなっています。
飛行機でもちゃんとルートが取得出来ました。
高度や速度のデータは、バイクや自動車、徒歩とはまったく違った次元のデータなのでおもしろいですね。

【追記】
ガーミンのGPSを持っている友人に聞いたところ、あの機器は説明書にも「時速500km/h以上ではデータが取得出来ません」とあり、実際に飛行機に乗った時試したところ、やはりダメだったそうです。
の点、この i-gotU GT-600 は速度に関係なく、ちゃんとデータが取れました。

飛行機に乗っている間は、トレッキングシューズを脱いでスリッパでくつろぎます。

乗ってまもなく、1時間ほど経ったころに最初の簡単なスナックが配られ、その後ドリンクサービスが来ました。

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ドリンクは、アップルジュースや烏龍茶、ポカリスエット、ペットボトルのミネラルウォーター等のソフトドリンク以外にも、缶ビールやミニボトルのワイン(赤・白)などなどかなりの種類が何度でももらえました。
エコノミー症候群の防止の意味もあるのでしょうか、ずいぶんな回数、回っていました。

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私も赤ワインやソフトドリンクをもらいました。
食事は、離陸後2時間経過した頃に配られました。

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今回はチキンの照り焼きにライス、サラダ、うどん、それにパンと、フルーツケーキです。

気になったのは、機内持ち込み手荷物にはナイフやハサミ、それに爪切りまで規制されているのに、鋭利な刃がついていないとはいえ金属製のナイフは問題ないのでしょうかね。
ちなみに帰りのフライトでも金属製のナイフでした。

さらに時間が経った頃にアイスクリームです。

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2時間半後、今度はおにぎりと日本茶です。

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しかし狭い機内で12時間以上過ごすのは苦痛以外のなにものでもないですね。

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最初のうちは映画(「トリック2」と「ダーリンは外国人」を観ました)やゲーム、地図上の軌跡や前下のライブカメラが珍しかったのですが、それにも飽きて、でもとっても寝にくいので中々時間が経ちません。

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そういえば、座席横の肘掛けに内蔵されている液晶画面の操作スティックは、裏返すと携帯電話になっていてスティック横にクレジットカードをスキャンさせて通話が出来るようでした。

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私は使いませんでしたけどすごいですね。

着陸の2時間ほど前には、機内の照明が明るくなって、軽めの朝食が配られました。

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なんとか機内での時間も終わりに近づいた頃、スイスらしいチョコの配布がありました。

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チューリッヒのクローテン国際空港に着いた時にあらためて今回のツアーの参加者全員が集まり、顔見せとなりました。
参加は総勢28名、添乗員さんを含め総勢29名です。

年配の夫婦、親子の方が多かったのですが、結構一人参加の方もいました。
飛行機を降りたところはドックEといわれるところで、入国検査や手荷物受け取りのドックA,Bとは離れているため、SKYMETRO(スカイメトロ)という無人の地下鉄に3分ほど乗って移動します。

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これにはちょっとしたお楽しみがあって、乗ってまもなく全ての窓にスイス民族衣装を着けた女性の写真が映し出され、にっこりほほえんで窓越に手を付いてキスしてきます。
それに流れるのが牛の鳴き声とカウベル、ヨーデルで、ミョウにユルイ感じがいいですね。
実はこれ、動画ではなく160枚の少しずつ異なる写真を連続して見せてるとパラパラ漫画のように動いて見えるという原理なんでしょうけど、何となく楽しい雰囲気になりました。
行きは残念ながら動画の撮影に失敗しましたが、帰りは撮影できました。
でも帰りはスイス女性ではなくて。。。。。

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すぐにドックAに到着、陽気な入国検査の後、スーツケースを受け取ります。

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この査証は家に帰ってから撮影したもので、すべてのスタンプが押してあります。
上が成田の出入国、下がチューリッヒのスタンプです。
他の方のブログでは、「団体ツアーだとスイスの入国審査も簡略化されてスタンプも押されなかった」というような記述もありましたが、私達はひとりずつしっかり係官と会話してスタンプもおしてもらいました。

とうとう、スイスの地に着きました。

これからどんな旅が待っているのでしょうか。

期待と不安に満ちた第一歩です。

今日はここまでにします。