2023年3月20日 月曜日

私の蒸気機関車模型の原点はつぼみ堂のBテンダー

先日3Dプリンターで作ったミニサイズの2軸蒸気機関車。

その前は津川洋行のコッペルを購入して自分なりのイメージの車両に改造していました。

でも私の鉄道模型における蒸気機関車の原点は今から50年くらい前に購入したHOゲージのつぼみ堂のBタンクとBテンダーにあります。

当時中学、高校生という身ではD51やC62などの大きな車両は高価で手が出ずおこづかいを貯めて買ったのは動輪が二つの小さなB形蒸気機関車でした。

買ったのはつぼみ堂模型店のものでBタンクとBテンダーを何両か購入してレールの上を貨車を牽引させて遊んでいました。

当時買ったものが今でも一両だけ残っています。

中に入っているモーターはKTMのDC-18で、ウォームギアをかみ合わせています。

運転室内いっぱいにモーターがどーんと存在していますので、室内には造形部分がありません。

当時のHOゲージが今はNゲージ、ナローとなりレイアウトも極小サイズのパイクにすれば棚の上でも走行を楽しめますので車両自体も3Dプリンターで自作することもできるような時代になりました。



ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年3月17日 金曜日

3万円を切る価格のローコスト3Dプリンターで作った3cmにも満たない鉄道模型のミニサイズ蒸気機関車ですがそれを、これも15cm角という手の平に乗るような小さなレイアウトの上で走らせています。

動画をアップしました。


ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年3月16日 木曜日

ローコスト3Dプリンターで作る鉄道模型の蒸気機関車が完成しました

使っている3Dプリンターはフィラメントを積層するFDM方式というタイプでその中でも27,000円を切るというローコストモデルです。

作れる作品の大きさは10cm四方という制限はありますが小さなパーツしか作らないので特に困ってはいません。

モデリングするソフトは多くのユーザーが使っているFUSION360というこれもまたフリーで使える太っ腹なものです。

これらを駆使してこれまで実用的なパーツなどを作ってきましたがようやく趣味レベルのモノを作り始めました。

手始めに作ってみたのが鉄道模型の小さなレイアウトの上で走らせる蒸気機関車です。

先に津川洋行のコッペルに使われている2軸のロッド付き動力車を購入してこれに乗せる上モノを作ります。

そしてこの上に乗せられるサイズを測り3DCADソフトでモデリングを行いました。

まずはどの程度のものが出来るかテストするために試作1号機のデータを作り3Dプリンターで出力しました。

その後2号機から7号機まで試作を続け8号機でようやくイメージする形ができました。

FUSION360のソフトでモデリングするとすごくカッコいいデザインができるのですがさすがに私の3Dプリンターではそこまで精密にはできあがってはきません。

それでも試作を重ねた結果なんとかここまでのモノを出力する事ができました。

3Dプリンターで作るメリットの一つにデータさえ作っておけば同じ作品をいくつでも出力することができるんです。

9号機までつくってそれまでのモノは制作段階の研磨や塗装のテスト用に使いました。

フィラメントを溶かしながら細く重ねていくFDM方式の問題点としてどうしても積層の跡が残ってしまうというのがあります。

それを消した方がいいのですが平坦な面の多いものならともかく、これだけ小さくてしかもキャビン等のボルトを埋め込んであるとカンタンにヤスリをかける訳にもいきません。

電動リューターも使ってみましたが削り過ぎてしまうのでダメでした。

結局一番目立ちそうな屋根とオーバーハングで作った為にかなりギザギザになっていた煙突の下の部分だけを金のヤスリを使って手で磨くだけにしました。

次の段階は塗装でこれはプラモデル用の塗料で筆での塗り分けです。

下地にサーフェーサーを吹いた方が積層跡を多少かくせるようですが面倒なのと細かいディテールが失われそうで省きました。

ナンバープレートをサイドに埋め込まれていたプレートを再現して取り付け、細い銅線を曲げて配管を表現しました。

最後にタミヤのウエザリングマスターでボディの金属のハゲ具合と汚れを再現して完成です。

これが完成したローコスト3Dプリンターで作ったミニサイズの蒸気機関車です。

もっと3DCADソフトを詰めていけばリアルなモノができるかもしれませんが私の技量ではココまで十分満足しています。

コレを走らせるための円形極小レイアウトも計画中ですがまだできていないのでとりあえず今持っている唯一のレイアウトで走らせてみました。

15cm角の手の平に乗る極小パイクです。

トンネル手前の踏切警報機もフルスクラッチの自作で中に極小のLEDを埋め込み点滅でき警報音が鳴るようにしています。

もともとコッペルを走らせるために作ったので蒸気機関車用の給水塔も設置しています。

田舎の無人駅をイメージした扇形ホームは夜には電灯が灯り壁には昔懐かしいホーロー看板が何枚か貼ってあります。

木製の鉄橋を通過していますが川のほとりには暗くなるとホタルの光がぼんやりと点滅するギミックを埋め込んでいます。

木材運搬車とペーパーで自作した木曽森林鉄道の制動車を牽引させています。

3Dプリンターは高価で手が出ない、3DCADソフトは難しそうそんなイメージもありましたが実際にやってみたら思ったより敷居は低かったですね。

これからもいろんなモデルを作っていきたいですね。



ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年3月14日 火曜日

3Dプリンターで作ったミニ蒸気機関車を研磨と塗装

3Dプリンターで作った2軸のミニ蒸気機関車ですが塗装前に積層跡を消すために研磨してみました。

電動リューターだと低速でも削れ過ぎ、アクリル接着剤で溶かす方法も試しましたが溶け過ぎ。

結局金のやすりですこしずつ削るのが一番。

屋根と煙突だけ削って終了。

いよいよ塗装段階。

ベースはセミグロスブラックにフラットブラックを混色した黒。動力車も同色で塗装。

ライト内はフラットシルバー、キャビン下に白いライン、警笛はゴールドリーフ。

塗装が済んだら銅線で配管作ってナンバーを付けたらウエザリングを施します。



ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年3月13日 月曜日

3Dプリンターで作るミニ蒸気機関車8作目でようやく先が見えた

せっかく3Dプリンターがあるので以前から作ってみたかったミニサイズの蒸気機関車の模型がようやく形になりつつあります。

何度となく3DCADソフトでモデリングをして細部を作り直し実際に造形してみて形を直し、またプリンターの制限でうまく造形できないところがあるともう一度最初からソフトでモデリングするのを繰り返しました。

そうして8回目のモデリングデータがこちらです。

乗せて走らせる動力は津川洋行のコッペルの2軸動力車と決まっていますが車体のイメージは木曽森林鉄道のボールドウイン後期型です。

3Dプリンターで出力するために屋根とヘッド・テールライト、キャビン後方の柵の手すりは別パーツとしてそれ以外は一体化しています。

このデータを3Dプリンターに読み込ませ出力しました。

その段階も今までに何度もピッチサイズやヒーターの温度、サポートやベースの有無などの設定値を変えてテストをした結果、サポートもベースも無し、温度も少し低めにして糸引きを減らしピッチを少し大きめにしてオーバーハングの積層をクリアさせました。

こうしてプリンターから出てきたばかりのモデルです。

サポートもベースの無しの割にはオーバーハング部分もかろうじて出来ていますし糸引きもそれほど多くはなかったようです。

これが今までの8回のテスト出力の変遷です。

一番奥からファーストテイクでこの時はまだ出来るかどうかわからなかったのとどの程度の細かさまで出来るかのテストを兼ねていました。

二番目は一応イメージに近い形にしてみましたが窓のサポートがひどくて失敗。

三番目はキャビンの周囲に細かくボルトを埋め込んだ形にしてキャビン後方に手すりを付けて出力しましたがみごとにどちらもほとんど再現されませんでした。

四番目はテストのみで、パーツをばらしてみてキャビンだけや写真はないですがキャビンの板一枚を水平にセットしてボルトの再現を試みましたがこれもダメ。

五番目と六番目はデザインをすこしずつ変えてボルトも大きめにして一体で出力。窓とドアは上の部分をアールにすることでサポート無しでもオーバーハングが造形できるかテストしました。

七番目でようやく形が決まってきたので最小ピッチで出力してみましたがプリント自体を失敗しました。

そうして八番目にしてようやく納得できる作品が出力できました。

今まで出力したものは個別の袋に入れてチェック用にとっておきました。

こちらが一応の完成版、8号車です。

最初からあまりヒゲがありませんでしたのでそのまま動力車に乗せてみました。

前後のライトを柵の手すりは別パーツにしてあるので本体の積層痕を消す処理が済んでから接着します。

屋根もまだ乗せているだけなのでこれも処理後に接着します。

前面のところは塗装後にプラ棒を使って支柱をつくり本体には銅線で配管をつける予定です。

指先の上に乗るほど小さくかわいいミニ蒸気機関車の完成までもう一息です。



ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年3月8日 水曜日

3Dプリンターで作るミニSLのテスト版を制作

先日買った津川洋行の動力ユニットにのせるミニ蒸気機関車ですが、テスト版を試作してみました。

まず今持っているこれも津川洋行のコッペル(改)を分解してのせられるサイズと大まかなイメージを考えます。

それを元に3Dソフトでデータを作成します。

パーツごとに分けた方がうまく仕上がるようなので分けて作ってみました。

まだこの段階ではデザインもあまり考えず、もちろんディテールは作り込んでいません。

どちらかというとどの程度の細かい所まで私の持っている3Dプリンターで造形できるかのテストを兼ねています。

データを3Dプリンターに読み込ませて印刷しましたが、さっそく不具合発生です。

煙突部分の細い円柱がつぶれて倒れてしまいました。

また窓枠とでは入り口のところもサポートで埋まってしまっています。

とりあえず出来上がったパーツを並べてみましたが、かなり改良と検討の余地がありそうです。

次に作ったデザインは一体化したものにしてみました。

3Dプリンターで出力するとなんとか形になっているようです。

サポート部分をニッパーでおおまかにカットしてみました。

まだ窓枠等はふさがったままです。

一体型でもけっこう出力できるんですね。

本制作品をまちきれずにこの段階で動力車にのせてみました。

最初の試作品ではボイラーが細すぎたかなと思って太くしてみましたがなんだかオモチャっぽくなってしまいました。

キャビンも高さが高すぎたようです。

煙突の形もイメージとは違いますので作り直しです。

キャビンは屋根も背面もまだですがなんとなく形が見えてきたので楽しくなりました。



ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年2月25日 土曜日

ミニチュア枝垂れ桜の盆栽フィギュアを販売

今月始めから制作していた枝垂れ桜のミニチュア盆栽をようやく完成させました。

ガラスの容器に入れてあるので、一年中お部屋の中、デスクの上や棚で桜の花見を楽しめます。

枝は電線を剥いて中の銅線を拠って形を整え、焦げ茶や黒、白の塗料で色をつけました。

花の部分はピンクの発泡スチロールのインシュレーションをノコギリで削って細かくして貼り付け水溶きボンドで固定しています。

盆栽鉢は粘土で作り陶器っぽく色を付け、上には土と苔、石を表現しています。

当初は小さな鉄道模型のレイアウトのジオラマ用にとも考えましたが結局ネットで販売することにしました。



ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年2月13日 月曜日

鉄道模型の動力車を買いました

小さなジオラマで走らせるための車両として津川洋行の動力ユニット TU-KOPPEL A を購入しました。

以前購入したコッペル号の動力部分だけの車両です。

一応2軸の蒸気機関車なので簡易型ですがロッドが付いているのでこの上に3Dプリンターで蒸気機関車を載せるつもりです。

出来れば木曽森林鉄道タイプか弁慶タイプのようなモノをデフォルメしてショートタイプの2軸に乗るような形で3Dソフトで作るつもりです。

まだ計画段階なので設計図を検討中です。

動力車自体はフレキシブルレールの上で走らせて走行具合を確認しています。

やはりコッペルと同じく低速は苦手で急カーブも本当は強くなさそうです。

そういう意味では同じ津川洋行製でもデキ3の方が低速走行もちゃんとしていますね。

さてパイクが出来上がるのはいつになるでしょうかね。


ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年2月8日 水曜日

ジオラマに飾るミニサイズの枝垂れ桜を制作中

先日の円形ミニジオラマの中に設置するか考えている枝垂れ桜を制作中です。

電線を二本、被覆を剥いて中の銅線を拠って枝をつくります。高さはだいたい7cmくらいです。

形を整えてアクリル絵の具の焦げ茶でベースに所々黒い部分や白い樹皮を表現します。

ジオラマに設置するかあるいはミニ盆栽として単体で飾るか迷っているのでとりあえず盆栽用の器もつくってみました。

紙粘土で直径3.5cmほどの大きさで作ります。

下の部分を残して全体を青く塗ったらニスを塗って陶器風に仕上げます。

と、ここまでは鉄道模型のジオラマでもよく行われう技法ですがさて「桜の花」をどうやって表現しましょうか。

ジオラマ素材でも薄いピンクの細かいスポンジが売られていますがそれをそのまま使っても枝垂れ桜風に見えないしおもしろくありません。

いろいろ探して結局100均で売っていたギフトの梱包材に使うピンクのハート型のコーンスポンジをノコギリで刻んでみるとふわふわのいい感じのものができました。

これを枝に付けていくのですが木工ボンドを爪楊枝の先に付けてピンセットでひとカケずつ貼っていくというけっこう根気のいる作業です。

淡いピンクだけでは単調になっていたのでもう少し濃い目のピンクのパーツも足してみました。

現在までの作業の進捗はココまでです。

全体の花が付いたら枝ぶりをシダレになるようにアレンジして盆栽器に土と苔のパウダーをのせていきます。

コストはかからず楽しめています。


ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




2023年1月24日 火曜日

この本を買ったのでレイアウトを作りたくなった

書店でこんな本を見つけました。

「ミニレイアウトのつくり方」 Nゲージでコンパクトに再現 地方私鉄

デスクの上で作業できそうな小さなちいさなレイアウトのつくり方を解説している本です。

内容を載せることはできませんが、ミニサイズのレイアウトのちょっとした制作のコツなどをわかりやすく解説しています。

思わず書店で見入ってしまい即購入。

早速ホームセンターでミニサイズの丸いボードを買ってきました。

さてどんな風景にしようかな。

和風?洋風?、地方?都会?、山?海?。。。

なんとなくイメージが湧いてきます。

以前初めて作ったレイアウトは15cm各の手の平に乗るミニレイアウトでしたが、あれからずいぶん時間が経ちましたのでまた新しい作品作りにはいりたいですね。


ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村




カウンター
  • 3今日の閲覧数:
  • 33昨日の閲覧数:
プロフィール


プロフィール写真
メカ好きおじさん

昔はHOゲージで遊んでいましたが、最近になってNゲージの鉄道模型にハマり、ナローの極小レイアウトを作りました。
15cm角の手の平にのるサイズですが山やトンネル、池や点滅する踏切やホタルも光ってます。その制作過程を紹介しています。


ブログランキングに参加中です
気に入ったらポチお願いします

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


鉄道模型ランキング


ツイッター、やってます!
twitterlogo