前回のミニサイズのダンジョン・ジオラマ続き、湖を囲んで木が生えている森の小さなジオラマを作ってみました。
ベースに使うのは今回もこの色が変わる直径7.5cmのLEDケースです。

そのままでは人工物っぽいので周りにレイアウト用に使うTOMIXのシーナリープラスターで成形します。
カップに粉と水それに定着を促進するために木工ボンドを入れてかき混ぜます。

ケースの周りと湖以外のフチの部分に盛り上げます。

中央の湖の部分には透明プラバンを貼って青く着色します。
その上にラメ粉を撒いてキラキラにします。

乾いたらその上に光硬化型のレジン液を載せて歯ブラシでこすって波を表現します

LEDライトを当てて硬化させます。
本当なら1分以内で完全硬化する筈ですが何回かやってもまだベタベタしていました。
使ったのが100均のLEDレジンだったのがいけなかったのでしょうか。

そんな時は屋外で太陽光線を当てて硬化させます。
レジン液によっては固まる紫外線の波長が微妙に違うので、いろんな波長が含まれている太陽光線なら硬化しやすくなります。
15分も外に出しておいたら完全硬化しました。

森になるフチの部分のベースを黄緑に、ケース側面の下地に黒を塗りました。

ケースの表面にはコッパー色で着色して立体感を出しました。

森を抜け湖に繋がる階段を設置します。
プラバンを階段状に折りたたみ左右に壁面を接着します。

ケースの一部をカットしてうまくハマるように差し込みます。

大きめに作りましたので余分な部分を後からカットします。

木を作るために枝を庭から小枝を拾ってきました。

森と木の緑は単色ではなく色の違ういくつかのスポンジパウダーを使います。

スポンジに木工ボンドと少量の水を加えよくかき混ぜます。

ベースのフチ部分に森を作っていきます。
それぞれの色のスポンジを固まりで接着して色を変えて単調にならないようにします。
樹木の方は色と大きさ、形を変えて何種類か作っておきます。

実際の木々や森も単色ではなく濃淡がありますので、緑の粉を撒いて表現します。
木工ボンドを爪楊枝でピンポイントで塗っていきます。

上から黄緑のパウダーを撒いて濃淡を付けます。

木の方にも同様にして緑の粉をまぶします。

ベースの周囲にライケンとくすんだ緑のパウダーで古びた感じにして、プラバンで作った階段は灰色で塗装しました。
ベースと木が完成しました。

このままでは森も木も少し触っただけで剥げてしまいますので中性洗剤を数滴垂らした水溶きボンドをスポイントで落として固めます。

これで森に囲まれた湖の小さなジウおラマの完成です。

ライトを光らせると色が変化していき、幻想的な風景になります。


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