2022年12月6日 火曜日

パスと名刺カードが入れられるケースを作ってみた

来春から社会人になる姪っ子からのリクエストで「PASMOと名刺入れが一体になったカード入れが欲しい」との事だったので作ってみた。

パスケースや名刺入れはそれぞれ単体では作ったことはあるけど合体させたものは初めて。

「うん、わかった」と軽く受けたもののPASMOは出し入れするために開口部が必要になるのでどう作るかちょっとだけ悩みました。

サイズは以前作ったものを参考にしてパーツを切り出し。

要望は赤との事だったので手持ちの1.6mm厚のヌメロをチョイス、内側はすべて1.2mm厚のタンローです。

この段階で、床面全体とあとでは磨きにくくなる部分のコバをトコノールで磨いておきます。

名刺入れの開口部は工作用紙で型紙を作ってそれに合わせてカット。

名刺をたくさん入れる部分の革は膨らみを持たせた立体成型するために水に5分ほど漬けて十分水分を吸わせておきます。

軽く拭き取ったら名刺サイズに切り出して角を丸く仕上げてある木型に被せてコーナーや端を伸ばしながらモデラで型を付けていきます。

一晩乾燥させたら木型にのせてカット、さらに紙の型紙のカーブにあわせてカットしておきます。

外側のパスが見える窓の周囲とカード入れの口の部分にはマルチステッチンググルーラーで飾りラインを引いておきます。

窓の部分にはクリアフォルダーを使っています。 PASMOを指で押して出し入れする長円型の窓を開けておいてから両面テープで外側に貼っておきます。

PASMOが入る部分の裏革の端は段差が出ないように革漉きしておきます。

今回は革を三枚重ねてある所もあり、プレゼント用なので縫い目は外側も内側もゆがむ事無くキレイに仕上げたいです。

いつもなら革を貼り重ねてからまとめて菱目打ちで穴を開けるのですがそれだとどうしても歪んでズレてくる事もあるので今回は外側と内側を別々に菱目打ちで穴開けします。

上下で穴がズレないようにガイドくじりで印を付けてから菱目打ちしました。

青く囲んだ部分は重なりますがPASMOを出し入れする口なのでそれぞれ別々に縫っておきます。

後は周囲を縫っていきます。

左右にカードポケットを付けて縫います。

縫い終わったらコバをツルツルになるまでトコノールで磨きます。

最後にピュアホースオイルを指で十分刷り込んで油分を補充して完成です。

出来上がった「パス&名刺カード入れケース」です。

中を開くと両サイドに名刺やカードが入れられるポケットが付いています。

さてこれをあげたら姪っ子は喜んでくれるでしょうか。


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2022年12月1日 木曜日

3Dプリンターで初オリジナル作品となるロボット鳥を作ってみた

最近はレザークラフトを少しお休みして3Dプリンターに取り組んでいる。

せっかく3Dプリンターがあるのでやはり自分で設計した作品を作ってみたい。



でもその為には元になるデータを3Dソフトで作らなけばならない。

以前使っていた3Dソフトでは3Dプリンターで使えるデータに出力できないので新たに一から覚えなければならない。

3Dソフトとしては大きく二種類あって、正確なサイズの部品作りに向いている「3DCAD」ソフトと滑らかな局面に向いている「3DCG」ソフトがあるらしい。

私の場合はパーツ作りがメインとなるので3DCADソフトを使おうと思った。

幸い3DCADでよく使われているのは「FUSION360」というもので個人使用なら保存できるデータ数に制限はあるものの無料で使えるというのがわかった。

早速マニュアル本を二冊買ってきて短期勉強、4日ほどで初歩的な操作を覚えたつもり。

 

今回作る作品は金属製をイメージしたロボットの鳥です。

自分のイメージの中のものを3D化して作図したのがコチラ。

このデータを3Dプリンターに読み込める形式に変換するのも3Dプリンターに付属していたフリーソフトが自動でやってくれる。

早速このデータを3Dプリンターに読み込ませて作業開始。

土台の上に少しずつ積層されていっていますが、かなり隙間があるのでサポートがびっしり付いています。

あとで取り除く作業が大変そう。

2時間半掛かってプリントは終了です。

作成したデータのほぼイメージ通りに仕上がってます。

今回はパーツ事に分解せずに一体のままプリントしたのでやはり浮いている部分のサポートはすごい事になっている。

すこしづつニッパーでカットしてやすりとルーターを駆使して不要なサポート部を取り除いていきます。

足先などの1.5mmくらいのパーツは細すぎて弱いですね。

作業途中で首のスプリング部と足の一部のパーツが取れてしまったので、ネットで検索してPLAのフィラメントに一番適しているとされていたアクリサンデーで接着。

一晩置いたらしっかりくっついていて一安心。

ミニジオラマ風にするのでベースの塩ビ版に、庭のヒバの木を切ってきて皮を剥いてビス止め。

鳥の方は金属製のロボットのように仕上げるのでまずは全体に黒のプラカラーで着色。

ベースの方は地面を軽量樹脂粘土で成形して鉄道ジオラマで使ったライケンと小石を接着して全体をガンメタリックのプラカラーで着色。

基本のベースカラーの塗装終了。

鳥は金色のプラカラーを薄めにさっとドライブラシで色付け。

さらに金色でスチームパンク風の真鍮製のような金属に見えるように筆で描いています。

目の部分だけは目立つように青とスカイブルーを混ぜた色でラピスラズリの石のような色で刺し色に。

ベース部分はこすれて光っているようにカッパーをぼかしながら色を追加。

金古美色のチェーンに繋がれて案内板のあるジオラマに。

後ろから見たところ。

ガラスドームを被せて完成です。

初めての作品で、ソフトを勉強してから1週間で出来た作品としてはまあ満足かな。



  


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2022年11月12日 土曜日

小銭入れ付きキーケースを作った(型紙付き)

父へのプレゼント用に作りました。

革と金具類は家にあったモノを使用してパーツ点数も少ないのでお手軽に出来ました。

完成した作品です。

今回は型紙を作らず現物合わせで作成、完成後に型紙を起こしました。

それがこちらです。

出来上がりのサイズは105mm×70mmくらいで考えていたので一枚の長い革で本体にします。

使った主なパーツですがこのほかにキー金具のベースの革を追加してキー金具も三連ではなく四連のものに変更しました。

小銭を入れる部分の床面にトコノールを塗って滑らかにしておきます。

本体の片側に、長さを調整したファスナーと留め革を接着して菱目打ちを打っています。

まずこの側だけ縫います。

本体革の反対側も縫って小銭入れ部分を作ったあとで本体側を二つ折りにしますがこの時に曲げる部分の余裕を考慮しておきます。

曲げる場所が決まったら留め革と本体にバネホックを打ちますが中に鍵を入れる事を想定してたるみを持たせています。

本体内側にキー金具を付けますが縁を先に縫わないといけないので場所の確認だけにしてベース革だけ接着しておきます。

あとでキー金具が打てる場所だけ開けて周囲を縫っていきます。

トコノールでコバを仕上げたら完成です。

縫う長さはそこそこですがパーツ点数も少なかったので設計から完成まで3時間ほどでした。

小銭入れ部分には小さく折れば紙幣も収納可能です。

裏側にはカードや名刺などを入れられるポケットも付けました。

この後、背の部分にヒモを通せるハトメを打っておきました。


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メカ好きおじさん

十数年前にハーレーに乗り始めてから自己流でレザークラフトを始めました。
財布やスマホケースの他にミニチュアのランドセルやライダージャケットなどを作っています。
作った作品やその工程を紹介しています。


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