革ひもで編むウォレットチェーンの作り方


 
別の記事でロングウォレットを作ったことを書きましたが、それに付けるウォレットチェーンも作ってみました。

バイクに乗る時にロングウォレットを使うと、ヒップポケットに入れたウォレットが走行中に落ちてしまうとたいへんです。

そのためロングウォレットを使うライダーにはウォレットチェーンは絶対的な必需品です。

今まで7年使ってきたロングウォレットには最初から金属チェーンのものが付属していましたが、今回レザークラフトでロングウォレットを作ったのでせっかくですからウォレットチェーンも革ひもで作ってみました。

まずは完成品をご覧ください。


 

 

最初にベルトに通すパーツを作ります。

ベースとなる厚い革とその上の薄い革の二つのパーツをカットします、

ロングウォレットと同じデザインにするといいでしょう。

周囲を手縫いで仕上げてコンチョとホックを付けます。


 

 

次に革ひもを編んでチェーンを作ります。

用意した材料は、革ひもとワンタッチリリース金具(正式名称はわかりません)と半丸リングです。

革ひもはどんなものを用意すればいいのか悩みました。

今持っている革ひものウォレットチェーンは製品として売られていたものを購入したのですが、5mm幅の革ひも四本で編んだものですが太くてがっしりしているのはいいですが、少し使いにくいです。

今回は3mm幅で厚さ1mmくらいの革ひもを用意しました。

今回は一番シンプルな四本編みにしますが、用意したのは120cmの長さの革ひもが二本です。

あまり長くても使いにくいので、二つ折りにして60cmの長さの革ひも四本として使います。

 

革ひもを使った編み方の種類ですが、大きく分けてブレスレットなどに使う平らな「平編み」と今回のウォレットチェーンなど向けの「丸編み」があります。

平編みは以前、頼まれて作ったブレスレットで「マジック編み」という、一枚の革に切れ込みだけ入れて編むやり方をやった事があります。

編み込む革ひもの本数は、三本、四本、六本などがあります。

順番にボリュームが出ますが手間も増えます。

 

編み方は、ネットでいくつかのサイトを見て覚えました。

ワンタッチリリース金具にひもを付けてどこかに固定して引っ張りながら編んでいくといいようです。

金具に二つ折りにした革ひもを二本、引っかけて編み始めます。

はじめてやってみたのですが、基本的には四本並べて、一番外側で一番上に位置するひも(下の写真で赤○)を、裏からその手前(一番右にあるなら左)二本分だけ後ろを通って手前に持ってきて赤い▲と同じ方向(この場合は右)に出してくればOK.


 


 

次も同様に、今度は一番左の一本(上の写真で青い○)を後ろから右に回して二本超えたところ(一番右の一つ手前)から手前に持ってきて、また青い▲と同じ左に伸ばします。


 


 

これを必要な長さだけ繰り返します。

文章にするととってもわかりにくいですが、実際に何度か試してみればすごく単純です。

 

キレイに仕上げるコツのようなものを書いてみると、

 ・一番最初に輪にかけて編み始める時は、そのままだと固くしまってしまうので多少ゆとりを持たせるために、爪楊枝を一本挟んではじめると最初の結びがフリーに動くようになります。
 
 ・常に同じ角度、一定のリズム、引き加減を同じにしないと、編み目が揃いません。
 
  編み上がった後でも、全体を揺すりながら伸ばしたり縮めたりすれば多少は目が揃ってきますが、出来れば編む段階で一定のリズムでやったほうがうまくいきます。
  
 ・回すひもを横に強く引きながら編んでいけば、目が詰まって固い仕上がりになりますが長さは短くなります。
 
  反対に、ゆるめに斜め下に引きながら編めば、目がゆったりして(すきまが出来て)ゆるめのチェーンで多少長く編むことが出来ます。

 

必要な長さに編めてきたら、反対側に取り付ける金具に通してさらに1,2目編みます。

余った革ひもの処理の仕方についても、ネットでいろんな方が紹介していますのでここでは割愛します。

今回は折り返して仕上げました。


 


 


 


 

広げたところです。


 

 
※ 参考までに市販品の両端の処理方法です。


 
 
秩父ツーリングで作品デビューとなりました。


 

自作したロングウォレットに付けてみるといい感じで、完全に自己満足の世界に浸っています(笑;

 


   


 
 ※ レザークラフトをやるなら手縫いセットとレーシングポニーは必需品です。