革ベストを作ってみた


 

今までレザークラフトでいろんなモノを作ってきたけど小物が多かったです。

ここらで少し大きめな作品をつくってみました。

私が実際に着られる革ベストです。

デザインはオーソドックスなものにしてみました。


 

作り方の紹介です。

まず大きな方眼の模造紙で型紙を起こします。


 

自宅にあった牛革の中から、適当な厚さの黒い革を選びます。

厚すぎると着心地が良くないし、薄すぎると作りにくし着た時にダラっとしてしまいますね。

革の銀面(表)に銀ペンで型紙を写します。


 

写した型紙の外側に縫い代分、大きめの線を書きます。

今回は縫い代を15mmにしました。


 

書いた線にしたがってカッターでカットします。


 

すべてのパーツをカットして並べてみました。

右から、左右の前身ごろ、襟部分、背中上部、左右の後ろ身ごろで、全部で7つのパーツで作ります。


 

縫う前に形作って並べてみました。


 

市販されている革ベストに着いている裏地は、今回着けません。

床面(裏)はトコノールで毛羽立ちだけ抑えます。

床面全面にトコノールを塗らず、周囲はそのままにします。

各パーツの周囲に幅30mmのマスキングテープを貼ってからトコノールで処理します。


 

パーツ同士の縫い合わせは表合わせにします。

正確な型紙の線で合わせるために、型紙線の角に縫い針を打って二枚の革の位置をぴったりあわせます。


 

通常のレザークラフトの平縫いで縫い合わせます。


 

塗った革の周囲は折り返して接着します。

この時、トコノールを塗る時に貼った30mmのマスキングテープが役立ちます。

折り返し部分15mm×2の分だけトコノールが塗られていませんのでここに革用接着剤のサイビノールを塗って折り返せばサイズがうまく合います。


 

ここは背中の左右部分の縫い合わせのところです。


 

背中の三つのパーツの交差部分です。


 

前身ごろの周囲を折り返したところの縁かがりです。


 

表から見える縫うところの糸は、普通なら黒ベストなら黒糸でしょうけど、手作り感を出すために目立つオレンジ色の糸を使いました。

黒とオレンジ、ハーレーカラーのつもりです(KTMからーとか、読売ジャイアンツカラーじゃないですヨ(笑;


 

大きな作品を縫う時ほど、レーシングポニーのありがたさがわかります。


 

完成しました。


 

前はジャンパーホック留めで、左右はカシメを打っておいて太めの革ヒモでザックリかがってあります。


 

このままでもいいですが、襟のところに薄い革でフリンジを着けてみました。


 

春、暖かくなったらこのベストを着てハーレーでツーリングに行きたいですね。


 
 ※ レザークラフトをやるなら手縫いセットとレーシングポニーは必需品です。